家庭教師 お母さんの為のコーチの青木です。
昨日お伝えした時間の効率的な使い方についてもう一つお伝えします。
算数の勉強法についてお話を伺っているときにしばしば耳にするのが、計算ミスについてです。
「計算ミスはしてはいけない・・・」
「計算ミスはゼロにしなければならない・・・」
と言って、もしくは塾に言われて計算の練習に時間を割く生徒が多く見られます。
そこで重要なのはやはり「かけた時間に対してどのくらいの成果が得られるか」という視点です。
例えば、ミスの確率が50%にも及ぶ生徒の場合、時間をかけて減らす必要はあります。
計算は基礎的な能力ですので、最優先事項として対処しなければなりません。
ですが、ミスの確率が7~8%程度の場合はどうでしょう。
ここからミスを0%にするために計算演習を行う必要はあるのでしょうか。
実はミスを完全にゼロにするには大変な労力、時間が必要です。
その時間があれば、他にできることはあると思われます。
一つの計算につき90%正解できる生徒が5問連続して正解できる確率は59%です。
意外にも一以上ミスが出る確率は41%もあるのです。
保護者が「ミスはゼロにしなければならない…」という固定観念に囚われ、ミスに対して感情的になりすぎる、つまり意地になって計算演習をさせるようなことになると、実は他にやるべきことがあるにも関わらず見落としてしまう、ということにもなりかねません。
「何に」「どれくらい」時間を使うかということを決めるのは、受験において最も必要なことかもしれません。
くれぐれも慎重に選択していきたいものです。