熱田神宮の舞楽神事は、すでに平安時代初期に
行われていたと伝えられています。昨日行われた舞楽神事のうち、
特に迦陵頻(かりょうびん)を主体に撮影しましたのでご覧ください。
(5月1日撮影)
神楽殿前庭に朱塗の高舞台を設け、その舞振りは神苑の
新緑に映えて美しく、拝観者を王朝絵巻の世界へ誘います。
四人舞の舞振りは銅拍子を打ち鳴らし軽快に舞台を跳廻り。
その姿はあたかも極楽鳥がさえずりながら羽ばたいているような。
優雅で可憐な童舞(わらべまい)でした。
四人舞の皆さんが舞台から降りてきましたので、
いつものように声掛けして撮影させていただきました。
神職や巫子さんや、桐竹会(当神宮の雅楽奉仕団体)会員の
皆さんによる、高舞台で舞う雅な平安絵巻が神前に奉納されました。