覚王山の丘陵地にある新緑の揚輝荘・北園。
(4月20日撮影)
門を入って伴華楼に向かうアプローチに、毎年美しく咲く
「クルメツツジ(久留米躑躅)」が、満開を迎えていました。
クルメツツジは、花も小型、樹高も低く、江戸時代19世紀半ばに、
九州の久留米藩士が育成したものが、九州から京都・江戸へと広まったものですって。
大正から昭和初期にかけて松坂屋の初代社長である
15代伊藤次郎左衛門祐民の別荘として建設され、
お庭から見える新緑越しの日泰寺の五重塔を探しました。
南園にある聴松閣(ちょうしょうかく)は外観のみ撮影。
山荘風の外観をした迎賓館のベンガラ色と青モミジとの調和が最高でした。