佳紅流 華展「五行・華の世界」をテーマに、自然界を構成する五種類の元素
「木・火・土・金・水」の世界を、ここ白鳥庭園ギャラリー清羽亭を舞台に繰り広げられました。
(9月13日~15日撮影・清羽亭平面案内図添付)
「昇龍・陰陽」 玄関
泉の奥に住む龍がいま、正に飛び立とうとして。
「木」石庭
龍は蓬莱の世界を自由に駆け巡り。
「火」床(一の間)・脇床
龍は内に秘めたエネルギーを放出し。
「土」上段・入側
地中より芽吹いた植物を愛でながら、龍は大地を進み。
「金」炉・床(二の間)
金色の月に向かい、龍は雄大な空に舞い上がって。
「水」澄蘆(ちょうろ)
自然界を満喫した龍は、静寂な清泉の内に戻って行きました。
佳紅流とは
人と大地を表す「佳」と、太陽を表す「紅」の二文字を組み合わせた
佳紅流は、いけばなを「自然界」という大きな世界での表現と捉えています。
華道 佳紅流 四代目家元 綾小路聖山さんによる五行・華の世界でした。