青空に飛行機雲が棚引く熱田神宮。
新春の1月11日午前10時過ぎ、本殿前に舞人が鎮座。
年の初めに舞と歌曲により大地の精霊を鎮め、除厄と招福を祈る
「踏歌神事(とうかしんじ)」の始まりです。
この神事は奈良時代から平安時代初期にかけて、宮中の踏歌の節会に
行われていた儀式の流れを汲むといわれ。
舞人が歌曲にあわせ舞い、大地を踏み除厄と招福を祈る神事です。
次に男面をつけ、手には振鼓(でんでん太鼓のようなもの)を持った高巾子役が
詩頭に合わせて。
振鼓を高く掲げてカラカラならし、この振鼓の音色を参拝者が聞き、その年の吉凶を
それぞれが判断するというものですって。
はじめてのこの神事撮影を、最高の撮影ポイントから狙うことができました。