8月31日、名古屋港ガーデンふ頭とその前面海域において、南海トラフ巨大地震と
その津波を想定した防災訓練が実施され、この日は目の前で行われた海上漂流者
救助訓練状況をカメラに納めることができました。
海上には浚渫(しゅんせつ)兼油回収船・清龍丸が、上空には名古屋市消防航空隊
ヘリ・JA758Aが。
海上保安庁名古屋海上保安部巡視艇「CL38しゃちかぜ」が漂流者発見。
消防航空隊ヘリ・JA758Aから救助隊員降下。
漂流者確保、ヘリへ引き上げ開始。
漂流者を無事へりへ回収。
漂流者を清龍丸におろしたあとヘリは飛び立ち。
こうして漂流者の捜索と救助、被害状況の把握、船舶での油回収、ガレキ回収
などによる海上航路啓開、緊急物資輸送など、南海トラフ地震発生時には
名古屋港では大きな影響が予想されるため、本番さながらの緊張感の中で
訓練が行われました。