名古屋城から徳川園に至るエリアは、江戸時代から明治、大正へと続く名古屋の近代化の
歩みを伝える多くの建物などの貴重な歴史的建造物が残されています。
早咲きのオオカンザクラを撮影した3月22日、「文化のみち」と名付けられた「撞木エリア」の
二ヶ所の玄関先だけですが撮影してきましたので紹介します。
まずは「二葉館」です。
まずは「二葉館」です。
二葉館(旧川上貞奴邸)は大正初期に建設され、平成12年に現在の場所に移転復元しました。
日本の女優第一号として名をはせた川上貞奴と電力王と言われた福沢桃介が共に暮らした
家です。
その斬新さと豪華さから「二葉御殿」と呼ばれ、政財界人や文化人の集まるサロンとなりました。
玄関前の「オオカンザクラ」が満開でした。
橦木館(しゅもくかん)は陶磁器商として活躍した井元為三郎が、大正末期から昭和初期に
建てた当時の様子をよく伝える邸宅です。
大きく区画割りされた敷地に和館、洋館、東西二棟の蔵、茶室、庭園が
残されています。
2月13日には、当館において韓国映画「妻のすべて」(仮題)の撮影が
行われました。
今回は二ヶ所とも開館前でしたので玄関先の撮影だけでしたが、機会が
あれば建物の中をゆっくり撮影したいものです。
おまけは近くにある高級料亭「か茂免(かもめ)です。
今は結婚式、披露宴として良く利用されています。