友人たちは私がガバメント・オブ・ダークネス運動の関係者であることを知っているだろう。もう四年になる。途中休止や一時脱退、メンバーの入れ替わりの激しさもあったりしたけど一貫して党員たちは連絡を取り合い、各々の為すべきことを為している。

先の話で、社会や巨大組織に巣食う寡頭勢力と彼らが支配する既得権益構造をgovernment of darknessと表現した。我々は彼らへの盲従を拒むアナーキスト集団である。
闇でしか裁けない悪への挑戦だ。

ガバメント・オブ・ダークネス運動は、社会に対して徹底して逆張りを貫くことである。どのようなアプローチでも構わない。最終目標は、現在の社会全般の常識や価値観を全て粉々に破壊して新しい社会設計を作る下地とすることにある。
私の所属するグループの場合は人文社会科学の範疇から理論的支柱を立てているが、自然科学や情報科学や医学といった理系分野から理論を導き出そうとしているグループもいる。音楽や芸術を生業とするものはメッセージを作品に混ぜる。
運動員は何も学術にだけかまけているのではない、自らの思考と行動を伴っている。今、自分たちが置かれていることがおかしいと気づけと市井の人々に訴えている。言論のプラットホームは広い。飲み会でも、デモでも、街頭演説でも、SNSや掲示板でも、全てがサロンになる。

前のブログで寡頭勢力の自滅と言ったが、その方法は彼らが支配する社会システムいわば自由経済(資本主義)と偽りの民主主義の加速である。
資本主義のポスト資本主義への置き換えは外的衝撃(例えば現在のコロナ騒動とか)によって加速され、進化した新しい種類の人間の出現によって形作られるだろう。そう、この動きはとっくに始まっている。
ガバメント・オブ・ダークネス運動の共有する意思の一つ「コロナを乗り越えた社会は技術的特異点(シンギュラリティ)を迎え、トランスヒューマニストが主導権を握る」。
これは観念論でもあり、物質論でもある。だが、人々の無意識な意思が導き出す世界の出口だ。

コロナ騒動が転じて技術的特異点への扉が開くのはいわば社会革命だ。革命の原動力は、負け犬エリートと一発逆転底辺のルサンチマンに他ならない。

そして、我々はネオニートへと進化する。近いうち革命がくれば、ベーシックインカムも導入されるだろう。
汗水働くのが美徳? 波風立てずに生きるのが普通? 勝手に常識や価値観を決めつけ押し付けるな。我々ガバメント・オブ・ダークネス運動はインフルエンサーとして戦う。人々の心の奥底にある虚無感の代弁者だ。