あなたの人生が終わったことが、悲しく 辛い
これは、
私が書いたメモ書きでした。
仕事のカバンに入れていたメモ書きノートに書いていたようです。
書いては破り、その一枚一枚を重ねて「ホチキス」でとめていました。
主人が亡くなり…数か月してから書いていたようです。
１６年前の紙なので、黄色がかっていました。
主人は 2008 年 ６月 ６日 に お空へ逝きました。
そのメモが出てきたのです。
年末に……
どこにも吐き出せず
誰からも、耳を傾けようとは してもらえず
人からの「慰めの言葉」は、慰めにならず…
逆に私の心に刺す「血が出るトゲ」のような言葉となり
その言葉の数々のトゲが, 抜けない辛さを味わっていた時でした。
いつ……
どこで……
書いたのかは,覚えていないのですが、
心の中の悲痛な想いが文字となり、そのメモ書きに記されていました。
縦 １４㎝ 横 １０㎝
小さなメモでした。
書いたところの紙を破っていたみたいです。
書いた紙だけを重ねたのでしょう。
（注）
「アメーバブログ」では「入院・闘病生活」のジャンルに登録していますので
これから下のこの内容は、哀しみのメモ書きを載せてあります。
今、まさに命と向きあっているみな様には無理があるかと存じます。
なので…
お辛くなるかも知れませんので、ここまでにして欲しいです。
ご自身の精神を守って頂きたく思っております。
よろしくお願い申し上げます。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何をするにも 何も意味がない……
この家の 一人の生活の中で、
何の意味があるのか……今の私にはわからない。
今まで 私の中には すべてあなたとの生活だった…
あなたと生きていた…。
今、 あなたが いない この世界で生きていても
何も 意味がない…。
パパ、 つらいよぉ。。。
とても つらい。
どうしようもなの…
苦しいの…
子供達はもう, 子供じゃない。
私を必要としていない。
ただ お金だけ……かな・・・・●●（息子）は。
私が子供のために いる 意味が わからない。
だって… あの子供達の面倒をみることはないし……
私の本当の淋しさは、 たぶん 解らないよね きっと…。
パパ くるしいです 苦しいです、
やっと 今日も……終わりました。
2008. 10. 29
悲しみを受け止めてほしいのに,
✾子ちゃん(従姉)も
✿子も (友人)も
そうではなかった。
私に「早く元気になれ」
「笑顔を出して」,,,,,,と.....おいつめた。
2008. 10. 30
あなたの人生が終わったことが 悲しく 辛い。
2008. 10. 30
パパ いま どこにいるの？
むしょうに それを想い 苦しくて涙が とめどもなく流れて
止まらなくなります。
どこに？ いるの？ そばにいる？
2008. 10. 31
何をしても どこに行っても つらい気持ちが一緒にある。
2008. 10. 31
あなたの「死にたくなかったんだ」という
苦しそうな叫び声が、私の中で渦を巻いていることに、
あたらめて気づきました。
あなたの人生の終わりの叫びが聞こえる。
2008. 10. 31
＜また 続きを、今度にさせていただきます＞
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
あの頃、毎日のように聴いていた曲でした。
白鳥英美子 「もう一度」
１６年の歳月が経ったから
今、これを書けたのだと思います。
年末に探し物をしていたら ふとした処から出てきたメモでした。
黄色になるほどに、まるで「昔」のように……
けれど私には、昨日のようです。
時間が止まっているのを、あらためて知る想いでした。
永い.......永い.......歳月でした。
まだまだ.....続くのでしょうか。
花壇に 秋に蒔いた花の種。
「わすれな草」
「ネモヒィラ」
芽が出て、葉が大きくなりました。
まだ赤ちゃんですが.....
秋に植えた小さな苗が大きくなった「さくら草」。
昨年のこぼれ種の「さくら草」も立派になりました。
花芽が出てきています。伸びてきました。
お空の主人が見てくれるのを 願いに込めて始めた花壇。
この一年間「デジカメ」を使わなくてね。
花壇も、愛猫のチョコちゃんの写真も撮る気になりませんでした。
自分の先天性難病が判り、気持ちが沈んだり、過去がフラッシュバックしてしまい
どうにもならない自分の心と、一人で向き合うので必死でした。
けれど今日、チョコちゃんの写真を一年ぶりに撮りました。
それは またね。
ありがとうございました。
いつもクリックに感謝しております
心からありがとうございます
一昨年の花壇の写真です。
