時代小説は好きです。
その時代の
人々の生活も垣間見られるし、
女性が凛としている感じが好き。
今も昔も
いろいろな悩みは尽きなくて
それは時代なんて
関係ないのだと、
昔の人も
右往左往しながら
自分の行く先を
決めていったのだと思えば
自分もがんばろう、
という気になれそうです。
短編が6つ。
ホロリとしたのもありました。
キーワードは「花火」かな。
竹も出てきますね。
以前、大好きな京極夏彦が
書いていたと思うのですが
(思い違いだったらスミマセン)
本を作るときに
表紙やカバー、
中を開いた見返し、
扉など
すべてこだわって考えて
作っているので
そこも味わって欲しいと。
図書館で借りる時は
なるべく文庫本は借りず
単行本で借りていますが
(字の大きさからもですが、笑)
それ以来、装丁も
見るようになりました。
普通に白い紙の本も
多いですが、
あ、これは作者の
こだわったものだな、
という本に出会うと
ニヤッとしてしまいます。
今回のこの本も
素敵です。
扉が 紺に縞
表紙は図書館なのでカバーごと
ラップされていて
隙間からしか見えませんが
見返しと同じく赤色で
扉といっしょの縞模様です。

