抜本的改革。 | マーケティング格闘記!日々是精進。

抜本的改革。

子供の頃、学校から帰るとよく祖父母達が国会中継を見ていました。

その中で幼心に残っている言葉が「抜本的改革」という言葉です。

何だかしょっちゅう聞いていた気がする言葉ですが、未だに「抜本的改革」というのは行われていないような・・・。


打って変わって、こちらは本当の?抜本的改革のお話しです。


同じような問題が、定期的に繰り返し起こってしまうことがあります。


例えば・・・

お客さんから、品質の面で同じ箇所へのクレームが届く。

同じ失敗の指摘をそれぞれ別々のお客さんよりご指摘をいただく。

何故かある時期になると、社内に現金が少なくなり、同時に顧客からの入金が滞ってしまう。

こういうことってありませんか?


問題が起こったときは、速やかにその問題を解決しようとします。

問題を解決すること、それ自体は当然行うべきことなのですが、ただ単にその問題を解決するだけで終わっていませんか?

つまりは、「問題を片付けるだけ」で「問題が起こった背景・原因にまで処置をしていない」ことがありませんか?ということです。


お客さんからクレームをいただく。

すると当事者達は大急ぎで火消しに回ります(当たり前のことですよね)。

で、何とか火消しに成功してホッと一息。

そして、時間が経つとまた同じクレームをいただく。

その繰り返し。


資金繰りの問題にしてもそうです。

「お金がピンチ!」と、銀行を廻ってみたり、売掛金の回収を交渉してみたりと多大な労力と時間を費やして、何とか乗り切ります。

が、しばらくすると何故かまた同じことをやらないといけなくなる。。。



同じことでクレームを頂くのであれば、その問題がどういうときに起こるのか?

その原因は何か?等を考えて、その抜本的な改革を行わないといけません。


また、定期的に資金繰りに困るのであれば、売り先を変えてみる、支払い方法を変えてみる、売り上げ自体の底上げを行う、等を行わないといけません。


そもそも、同じことが繰り返し起こるということは、「好い加減その問題をきちんとクリアしとけよ!」というサインです。

そのサインを見過ごし・または、敢えて無視する(これが実は多い)と、何度も同じことの繰り返しになります。。。

まるで「賽の河原」状態です(苦笑)




確かに、問題の原因を断つという作業は無茶苦茶面倒くさいことです。

でも、それをやらないといつまでも直しては壊れ、直しては壊れ・・・の、現状からは抜けだせません。


問題の抜本的改革!!!


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