ゴールデンウィーク、今年はちょこ太が体調を崩したせいもあり、老夫婦と犬の静かな休日となりました。
唯一のイベントといえば、最終日の昨日 友人から頂いた蕎麦粉でダーリンが蕎麦を打ったことでしょうか
定年退職後のご主人方が一度はハマるという蕎麦打ち。
うちにも、楽天からいつのまにか蕎麦打ちセットなるものが届いていましたから
失礼にも、そのうちに飽きて粗大ゴミかな、、と思っていたのですが、
麺打ちも回数を重ねるごとに上手くなるし、なにしろ打ちたて、茹でたてはそこいらへんの蕎麦屋よりも数段美味しいのです。
私は、薬味の用意と茹で方担当。
たっぷりのグラグラの大鍋に蕎麦を静かに入れて、蕎麦どうしがくっつかないようにほぐしたらあとは鍋で泳がせます。
一度吹いてきたら びっくり水を差し、もういちど吹いてきたらほぼ食べ頃。
流水にさらしながら粉っぽさを落とすと、腰があってツヤツヤの蕎麦になります。
茹で方は蕎麦打ち名人だった父親に仕込まれています
仕込まれたと言えば、包丁の研ぎ方も。
「研ぎ石に包丁をあてて🔪と研ぎ石の間に10円玉が一枚入るくらい傾けて研ぐんだよ、、」と。
嫁入り道具の研ぎ石は今でも大活躍です。
そういえば、父は母には研ぎ方を教えていなかったので実家に研ぎ石を持参して研いでくることもあります。
料理好きだった母の包丁は、父が長年研いできたせいでだいぶ短くなっています。
最近では母もあまり包丁を握ることもなくなってきたようで、切れ味抜群の包丁は見る影もない程。
なんだか寂しいです。





