いちばんだいすきだった。 | 〜ぷらすなちゅらる〜

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何かを失うと言う事で、得ていくものもあるということを私は知ってる。。はずだったのですが、いまちょっと心が折れてます。

いちばんだいすきで




その人がいれば、




生きていけるって思えた人を




失ってしまった現実をどう乗り越えていこうか。






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ひとりひとりが




いろんな立場で生きて、




思いを抱いて暮していて




誰が幸福に恵まれているのか




誰が真っ当に生きて




満たされているのかなんて




自分以外には誰にもわからない。










でも、それを気にして




見ていてくれる人はいる。








ただ、あなたといれば




それだけで幸せって




そう思ってたし








やっと君と出会えたって




そうおもってたし








どんな君であっても




君が君であるだけで




手を伸ばせばそこに君がいるんだっていう




その存在感だけで




安心してしまって。










ありがとうやごめんねを




ちゃんと言えなくて




言えないまま 君がいなくなって




居なくなったのに




私が息をして、




毎年、ひとつ、ひとつ




年を重ねていくこと




子供たちの成長すらも




全部、素直に喜べないでいる自分がいます。















君が居なくなってしまった




この世界は、モノクロに思えた。






君が居た軌跡だけが




カラーで・・・。










遺された写真や、動画をみるたびに




”あれは、本当は、




夢の中の出来事だったんじゃないか?”




って、思う。








でも、夢じゃないんだよね。












読んでる人に誤解してほしくないから




書いてみるけど




あたし、本当に洋君を殺した犯人を




恨みながら生きてるわけじゃないんだ。








罪を憎んで人を憎まずとか




そうゆうキレイな教えではなくて




マジでそうゆう感情が沸く余裕がなくてさ。












お通夜の日に、洋くんの友達がやってる




居酒屋にお惣菜をお願いしたんだけど




それは、全く精進なんかじゃなくて




とにかく洋君が好きなモンをまとめて持ってきて!




みたいに話した記憶があるんだけど




別に、人が死んだから




まずくても斎場の精進まき寿司くっとけ!




なんて、洋君は絶対思わないだろうし


(斎場に、失礼ですが)




そうゆう人だったから、そうした。












起こったことがあたりまえじゃなかったから




親族も、みんな




料理とか食べなくて




ほとんど残ってたんだけどね。








私もまる二日くらい 食事してなくてさ。








斎場に行った晩、




そのはちに入ってて、経験上




君がおそらく一番好きだったであろう




エビチリを食べて、




ビールを飲みながら




泣きながら












”食べたいんなら、化けてでてきなさいよ!”










って、叫んだ。




悔しくて、悔しくてさ。






辛いとか思わなかったけど




なんで、勝手に死んじゃうわけ?って




はがゆくて仕方なくてね。










棺の中の彼は、微動だにすらしないしさ。




あたりまえだけど




ふつーにエビチリ食べて




棺の目の前で私は寝たんだけどね。












今日みたいに、寂しい日がくるだなんて




思ってなかったな。








君が居ない事を




深く考えて、もっと一緒にいたかったって




そう思う日がくるだなんて。














もうすぐ命日だね。




私ね、君が読んでいた本を




今読んでるよ。










いつか、君に会えたら続きを話したいっておもう。












もう君が読むことの無い本と




続きを代わりに読もうという




そうゆう使命感は。


















君が、もう居ないんだと




また、刻む刻印のようで、哀しくなったりする。












あたしはあたしであり




ひろくんはひろくんであり




みんなはみんなであり。














結局は I am でしかないし




I am だからいいともそう思う。












一番大好きな君と




ほんの一瞬でも傍にいられた




この真実は、宝物








真っ直ぐすぎて怖かった。

でも、だから一番大好きで

何がどうであっても

私を選んで、味方してくれた

そう思える人は

これから先に居ないとも思う。




でも、ふたつぶ、君のカケラが

この世に君のうまれかわりがいるよ。





いずれにしても、

君にあえてよかった。





君のそばに居ることができて

私は幸せだな・・・・