昭和の頃は板前と言うと
ちょっと恐い雰囲気の肩で風を切る
様なタイプの人が多かったのですが
私の師匠は
「板前だって 紳士でなければダメなんだ」
(写真は腸活3ヶ月で6キロ痩せて
若い頃のスーツが再び着れてます。のシーン)(笑)
と展示会で色々な方と接する場、
毎日の出勤時の服装まで
厳しく言われた物です。
私がまだ20代の頃
休みの日に料理の展示会へ向かいました。
13時頃行けば師匠達に合わずに済むかなぁ?
と思いスーツでは無くジャケットで行ったのですが
次の日、職場で
「昨日はなんだ。どぶネズミみてぇーな格好してよぅ。」
と、こっぴどく怒られました。
料理以外にも、人間とは?社会人とは?
と言う部分も指導受けましたねぇ。
実際、実の父親より
料理のおやじとの方が顔合わせていたのは
長いですし。
その辺りが「おやじ」と言う日本独特の
深い部分だと思います。
社会人としての基礎の基礎から
指導受けたあの頃があるから今がある
と、今でも有り難く思ってます。
時代は違えど、その辺りは残して行きたい
師弟関係ですね。
