【騒音対策】床の遮音シートと上板の張りつけ | 騒音を出さない木工房の自作チャレンジと作品づくり

騒音を出さない木工房の自作チャレンジと作品づくり

木のぬくもりは本当に素晴らしい。
特に、無垢の木に触れると、自然と癒しを得ることができます。
でも木工作業に騒音はつきもの。
それならばと、騒音が出ない工房で思いっきり木工ができるよう、
手作りで工房を建設したオヤジの記録。

床の強度アップを兼ねた騒音対策

床では写真のようにOSB合板の下に、吸音ウールの資材を敷き詰めています。

床の基部に使った柱材105ミリの空間を活用して、丁度この吸音材を入れました。

OSB合板は厚さ12ミリを使用していますが、これだけではショックや重量に

耐えられないため、この上に上板となる合板を敷いていきます。

この合板の裏側に遮音シートを貼っていくのです。

(写真の床はOSB合板)

床の下板、OSB合板

 

 

張っていく上板は、厚さ12ミリの針葉樹構造板です。

この板に貼る遮音材は、特殊ゴム素材の厚さ2.8ミリ程のシートです。

大建工業さんの遮音シート455Hというもので、とても重量があります。

このシートをタッカーの針で止めていきます。

上板の裏に遮音シートを貼る

 

 

写真は、遮音シートをタッカーで止め終えたところです。

この合板をひっくり返して遮音シートを下にし、部屋の端からネジで止めます。

本来、工具等によりこの部屋で大きな音を出すため、遮音シートの内側に

吸音ウールを設置したかったのですが、構造上の問題で逆になっています。

このため、この方法で一つだけ心配なのは、自分で発した音が部屋の中で

ぶつかり合い、自分にとってはうるさくなることです。

つまり、大きな音を出すときは、耳栓が必ず必要になることです。

タッカーで遮音シート貼り

 

 

とは言え、周りに気兼ねなく木工作業に没頭できればよいと思います。

 

こうして部屋の半分ずつに分けて、床板(上板)を張っていきます。

床は合板を2枚重ねてあるため、強度的にも安心です。

上板を張ったところ