今日は、諸事情があって、珍しく午前中は自宅に居たのですが、午後にちょっと翡翠を撮影してきました。いつもの撮影場所に行くと、ずらりとカメラが並んでいて、間に入れて頂いて、撮影しました

EOS 7D MarkⅡ    EF 100-400mm F4.5-5.6L ISⅡ USM       400mm





Canon EOS 7D MarkⅡの手持ち撮影なのですが、かなりピントが甘い撮影になってしまいました
。結局、35mm換算640mmと言っても、焦点距離400mmで撮っているのには変わりがなく、フルサイズ600mmで撮ったものと較べると、センサー上では1/2の情報量ぐらいしかありません。

それじゃ、7D MarkⅡにロクヨンを着けたらどうかと言うと、換算960mmになって、こんどは翡翠の動きが追えなくなります。結局、センサーサイズの小さいカメラを使って、焦点距離を稼いでも、情報量が少なくなるので、綺麗に撮れるわけではなく、やはり大口径のすごく長い大砲を着けて、大きいセンサーのカメラで撮らないと綺麗には撮れないという、当たり前の結論になったりします



m3/4ぐらいで綺麗に撮れたらなんて、誰もが一度は考えることなのでしょうが、センサー上での情報量が減ってしまう以上、トリミング前提の野鳥撮影では、物理的に無理なのでしょう。自分も、m3/4やAPS-Cでなんとかなるのではないかと言う幻想を抱いた時期もあったのですが、ある段階で無理だとわかりました
。そうじゃなかったら、誰も1D XやD-4sを買いませんし、大砲なんて買う方も居ないでしょう。

ある一定以上、動体を綺麗に撮影するには、機材に妥協があってはかなり早い時点で限界があると気付き、しょうがないので大金を費やして、プロ用機材や大砲を購入するのが、野鳥撮影なのかもしれません
。野鳥の動体撮影、いろんな意味でかなり無理を強いられる世界かもしれません。

今日は場所取りが出来ず、角度がどうしても悪く……     1D X      EF 600mm F4L ISⅡ USM


追い切れないことも多く、ピントも甘めになることが多かった


まあ、毎回上手く撮れるとは限らないわけで……


いつも上手く撮れるなら、すでに飽きてしまっているのでしょうw


今日は、照度が不足気味でSSもそれほど上げれず……


+1.0以上の露出補正が必要でした


以下は、在庫画像です     なまめかしい感じで写っていますw


ホバリング     まだまだトリミング出来るのですが、やりすぎるとグロくなりますw


いつもはその日の目標を決めて位置取りし、ひたすら狙ったカットを撮ろうとするのですが、まだまだ翡翠自体の体毛が揃っていないので、しばらくは腕磨きが続くと思います。


そうそう、今日は、ニコンの機材の方達と並んで撮ったのですが、ニコンでも翡翠の動体はきっちり撮れるはずなので、頑張って欲しいものです。D4系、ファインダーの両肩が高く、両眼視し辛いのに、今日気付きました^^;