今日も、朝から翡翠撮影に行きました。この時期、今年生まれの翡翠が一人立ちする時期で、多くのフィールドで複数の翡翠が見られる時期です。縄張り争いで、個々の翡翠の行動も落ち着かず、なかなか撮影が上手く進まないことも多いころです

今日、訪れた場所も、雄と雌の翡翠が縄張り争いをしている場所で、元々は親子で母親の翡翠が縄張りを守ろうとしている場所に、子供の雄がちょこちょこ訪れる感じになっています。このため、捕食より縄張りを守ろうとする本能が強いらしく、翡翠の行動が予測出来ませんし、なかなか捕食のために、飛び込んでくれなかったりします。今日の午前中は、ひたすらチャンスを待ち続ける4時間でした


それで、モズとかツツドリなんかも待ち時間に撮ったのですが、今回は、コガモが綺麗に撮れたので、そのカットをアップしておきますCanon EOS-1D Xに、EF 600mm F4L ISⅡ USMで撮影しました。

身づくろいした後のコガモ     本当に綺麗です


水浴び直後のコガモ     この後、身づくろい


身づくろい最中、突然ジャンプ






それで、翡翠撮影なのですが、ピント精度にはかなり拘って撮っています。小型野鳥の撮影の場合、画素数よりもピント精度の方がはるかに重要で、ピントさえきっちり来ているなら、かなり大胆にトリミング出来ます。ピントさえきっちり合っているなら、細部が潰れるギリギリまでトリミング可能になります。

ズームレンズは使わず、単焦点レンズで、テレコンも使わず、ピント精度と解像に拘って撮っているのですが、やはり最後は野鳥との距離をどれだけ詰めれるか、それでどれだけ解像し綺麗な描写で撮れるかが決まる感じです
。今日は、15m前後の翡翠のホバリングのカットをメインにアップしますが、10m前後にまで距離を詰めないと、なかなか納得するカットは撮れなかったりします

ホバリングから飛び込み体勢へ    正面からのカットは撮影が難しいです


かなり長くホバってくれたので、ホバのカットは大量に撮れましたw


そうは言ってもどれも似たようなカットなのですが……^^;


ホバリングから飛び込まず、反転飛行体勢へ


水浴びも何回かしてくれましたw    ちょっとピン甘です^^;


ハイキー調のカットを狙ったのですが、角度が微妙に思い通りにならず……


ホバリングでは、この角度で翅を閉じた姿が一番好きだったりしますw