今日の金星の太陽面通過、見れませんでした。雨が降っていて雲が厚すぎます。イベントが終わったら、青空も見えてきて、何とも皮肉なものです^^;


ゴールデンウイーク、金冠日食も含め、今年は天気に泣かされています。仕方ないといえば仕方ないことなのですが、さすがに世紀の天体イベント、ちゃんと見れなかったわけで、心残りですね。




さて、ニコンのフルサイズの標準レンズと言ったら、この3つが挙げられます。


【NIKON AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR】
手ブレ補正付きで、焦点域も広め、比較的軽量。しかし、80mm前後の絞り開放で極端に描写が落ちる。F8ぐらいまで絞らないと、周辺光量不足を認める。広角側で樽型の歪曲収差、望遠側で糸巻き方の歪曲収差が結構大きめに出る。D800ではレンズ補正でかなり改善はされる。


【NIKON AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED】
絞り開放から、写りはかなり良好。中央付近の解像度は高いが、周辺はそれほどでもない。欠点として、形状上、持ち辛く、重量バランスが悪い。標準域のレンズとしたら、かなり重めで、しかも高価。


【TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)】
手ブレ補正付きで、F4通しレンズほどの重量。F5位まで絞れば、純正F2.8通しより解像度が上。開放は甘いが、開放で撮る頻度を考えると、それほど問題にはならないか・・・・・・。値段は当然純正より安い。


こう見ていくと、購入するとしたら、1位、NIKON AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR、2位、TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD、3位、NIKON AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED、という感じですね。特に、24-70mm f/2.8G EDに関しては、価格もさることながら、その900gという重量がネックになると思います。



それなのに、私、なぜか、NIKON AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを購入してしまいましたw。





実際、高価なレンズなのですが、パッケージの箱を開けて、これほど感動のないレンズも初めてでしたw。キヤノンのLレンズだと、もう少しカッコよいケースが付いていますし、フードも裏起毛してあります。開けた時、思ったのは、「重量バランス最悪~~~」でした。カメラに着けて持ってみると、サンヨンより重く感じられます^^;


とは言うものの、レンズの場合、やはり一番大事なのは、写りですから、ちょっと試写してみました。3枚ほどアップします。


NIKON D7000・絞り優先AE(70mm・f7.1・1/80sec・-0.3EV・ISO-100)・AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED



NIKON D7000・絞り優先AE(45mm・f7.1・1/60sec・-0.3EV・ISO-100)・AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED



NIKON D7000・絞り優先AE(70mm・f7.1・1/160sec・-0.3EV・ISO-100)・AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED




今回、試写は紫陽花にしました。これは、他のレンズでも紫陽花の画像をこのブログにアップしてあるからです。開放付近の描写に関しては、参考になる画像を撮り忘れたので、機会があったらアップしようと思っています。

キヤノンマウントでもそうなのですが、サードパーティのレンズを買うと純正レンズ、F4通しのレンズを買うとF2.8通しのレンズが、後々どうしても欲しくなってしまい、最終的には出費が大きくなります。それで、今回はこんな選択になりましたw。