「黒すぎる心理術」(著:マルコ社)を読んで | the Mix of Forging and Branding

「黒すぎる心理術」(著:マルコ社)を読んで

他人を支配する黒すぎる心理術/サンクチュアリ出版

¥1,404
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ジャケ買いという言葉がある。CDやDVDの内容を全く知らず、パッケージから好印象を受けて買ってしまうことである。この本は私にとってまさにジャケ買いであった。「黒すぎる」という言葉に惹かれ、本そのもののカバーも怪しい。そんな期待をもって読んでみたが意外とシンプルで心理学に基づいて分かりやすく書かれている。但し、黒すぎない!!!
普段の自分の行動を心理学の観点から振り返りたい方にオススメな本だと感じた。

~本の内容~
心理学のはじまりから他人に操られないための心構えまで本の構成としてはしっかりしている。歴史上の人物をを事例に、彼らの周りの人たちが受けた心理的影響が書かれており、この部分は面白かった。アメリカの大統領の服装が紺のスーツ、赤のネクタイ、白いシャツにも心理学的な意味があり、なるほどと感じた。
但し、この本のメインである第四章の「他人を支配する黒すぎる心理術」では物足りなさを感じた。繰り返し似たような内容が書かれていたり、目新しいことも少なかったりした。人間関係を円滑にすると書かれているが、人の善を欺くようなこともあり、自分の中では共感できない部分もあった。例えば、「二者択一の質問」という方法は二つの選択を与え、あたかもその二択しかないように回答者を思わせる心理術である。賢い人であれば第三の答えをいうのですが、なんとも小作な心理術だと思った。それが黒いといえば黒いのかもしれないが、

~著書内で好きなフレーズ~
特に好きなフレーズはなかった。
「ランチョン・テクニック」のような好印象の話を引き出すような心理術は共感をした。