サイトを運営するのにはいくつかの視点(発想の能力)が必要です。
失敗の原因からその能力を探ってみましょう。
検索エンジンで「犬 ペット」を検索して、普通では絶対見ないずっと下位のサイトを見てみましょう。
多くのペットサイトがインターネットの中に存在していますが、200位以降になると誰も(運営者でさえ)見に来ていないコミュニティサイトが多数存在します。
そうなった理由を想像してみましょう。

ひょっとしたら企画がグッドアイディアだと思って、Researcherに頼らなかったお陰で同じようなサイトの存在に気づかず、多くの費用をかけて頓挫してしまったのかもしれません。
もしくは画像のアップの仕組みや手順が技術力の無さで使いにくかったのかもしれません。
また、見栄えが良くなくて折角サイトに訪問者があっても、そこから奥に入ってくれなかったのかも知れません。
なにより、遊び心が無くてブックマークしてくれなくて再訪問者が0だったかも知れません。
もっと言えば商売の発想が無かったために存続の費用が捻出できなくなったのかもしれません。
放置された原因を探ると足らなかったものが見えてくるような気がしませんか?
少し古い資料になりますがWebマスターに必要な視点の資料があります。
それは以下のようなものです。

※webマスターに必要な人格

  1.企画人      Planner

  2.情報収集人     Researcher

  3.技術人      Engineer

  4.創作人      Creator

  5.広報人      Spokesman

  6.遊び人      Entertainer

  7.商売人      Merchant

これをレーダーチャートに置き換えて自社サイトを10段階評価でチェックしてみると、大抵いびつな7角形が出来上がります。


クンクンクンのブログ-WEB

どの項目も高得点が望ましいのは当たり前なのですが、運営(行動)のポイントは小さくてもいいからなだらかな7角形で始めて、だんだん大きくしていくのがコツではないかと思っています。
「小さく生んで、大きく育てる」長期的なビジョンですよね。

6.ネットサーフィンという言葉は既に死語になってしまいましたね。しかしリンクを辿って貴方のサイトに来てくれた訪問者は何らかの属性が合ったサイトを渡ってきたはずです。
貴方のECサイトが花の種を販売しているのなら、ガーデニングのサイトから来てくれた読者は注意+興味+欲求がある状態ですから買ってくれる確率が高い訪問者です。
直前に耳鼻科のサイトを見て来た人よりも、はるかに見込み客として価値はあるでしょう。そもそもそんなサイトにリンクも貼ることはないでしょうが・・・
自社サイトが狙いたいユーザーの属性を分析し、アイディアを膨らませて広告を出すサイトを考えると楽しくなってきます。そして思わぬユーザーの訪問にもつながります。
例)縁側のメーカー ← 1.リフォームアイディアサイト
           2.錦鯉サイト
           3.盆栽サイト

通常は1ですがアイディアを膨らませてみると2と3も入ってくるわけです。つまり寒い冬でも錦鯉が眺められる縁側はどうですかという提案営業の視点をサイトのPR方法に持って来るだけなのです。
例)・どっちがかっこいい?盆栽対決! http://bonsai.dtx.jp/

  ・どっちが立派?錦鯉対決!    http://koi.dtx.jp/

・どっちが季節を感じる?(日本庭園) http://niwa.dtx.jp/
このような細かい発想をされているECサイトは今後どんどん増えてくるでしょう。
既にCOIという言葉があります。COIとは、Community Of Interestの略で、共通の趣味・関心を持つ者の集まりという意味があります。

インターネットの創成期はニュースグループという機能がありましたが、それのブラウザで閲覧できる版みたいなものととらえると面白い特性があります。

ニュースグループは参加ユーザーが増えたり萎んだりを繰り返していました。

また同じ話題が盛り上がったり消えたりしていました。

自由に書き込みが出来るということで上記のような運命がありました。

しかしプログラム化されたCOIならそれをある程度コントロールすることは可能でしょう。今後面白い定義がどんどん出てきそうな気がします。

いずれにせよ細分化されたCOIサイトは専門雑誌よりも狭くて熱い媒体ととらえることが出来ます。

どこが熱いのかは、ネットビジネスを成功させるための7つの人格の中のひとつである「情報収集人」リサーチャーの腕の見せ所でしょう。

優れたリサーチャーはそのサイトの温度を感じるセンスを持っています。


となると、どうすりゃいいの? となってきますよね。

答えとしては進むしかありません。顧客が通る道を作り上げなければ今以上に売上げを伸ばせません。

ITが更に進化し、多くのディバイスが開発(特にTVが大きく進化します)され、その重要度と依存度は高まるのが確実なだけにIT対応化をしないことは問題点を先送りしているようなものです。

今、そのノウハウを持つための活動は未来に対しての投資なのです。

しかし、その投資に対してリターンを早く求めたいのが、殆どの日本企業の今の姿でしょう。「わかっちゃいるけど今は予算がなくて始められない」「効果が確実ならGOできる」という状態なのではないでしょうか?

満足できる広報活動とは 効果>費用 の式が成り立つかどうかです。

それを可能にしてくれる考え方は”成果報酬=アフィリエイト”というものがあります。広告出稿側にとってはいい話ですよね!


しかしそれを受け入れてくれる媒体は非常に少ないのが現状です。

後述しますが、どの広告媒体サイトでもアフィリエイトを申し込むことが出来る訳でもありません。

成果報酬という言葉はあっても、システムの不備やサイトのつくりによっては、すぐに利用できる状態ではないのです。


先のAISAS理論に基づいて広告戦略を実施する場合のメリットとデメリットは以下の表になります。



クンクンクンのブログ-自社運営か広告出稿か

広告を出稿するかコンテンツマッチしたサイトを自社運営するかは上記のように一長一短がありますが、どちらかを選ぶのではなく“組み合わせながら集客を実現させる”ことが必要でしょう。実際、アマゾンもそうしています。

特に最近のアマゾンはびっくりするようなキーワードを購入しています。

実際にやってみましょう。(検索エンジンで「殺人」で検索してみてください。スポンサーサイトはただの1社。“殺ならアマゾン”と出てきて驚かされます)※上記は2009・11月時点で確認しました。


広告出稿のポイントは“アフィリエイト(成果報酬)”にしてもらえるかどうかです。通常、媒体運営側が嫌がる契約形態ですが広告業界が低迷している今なら受け入れてもらえる確率は高いでしょう。媒体サイトとの信頼関係が築けているならアフィリエイトプログラムなしで自主申告でやってくれるかもしれません。

しかし、アマゾンのように他のサイトを見ていて「コレいいな」と思った時に、そのページからすぐにアマゾンの商品ページに飛べるような仕組みが欲しいですよね。そうなると集客サイト側に仕組みが必要になるために自社運営となります。

ところがサイトの開発・運営は自社で行なうよりも、その業界の常識を知らない(=ユーザー感覚に近い)他社に任せたほうが、集客サイト自体の成功率が高まるのが面白いところです。

Web2.0という言葉が出てからは特にその傾向は強くなり、WOMマーケティング(口コミマーケティング)時代ではノウハウよりも感情を読み取るユーザーが増えたので決定的になってきました。

一番良いのはアマゾンのように当たってるサイトを買ったり、出資関係を築いてしまうことです。

これなら費用をかけて失敗することはありませんし、早く実行できます。

「サイト売買」「ホームページ売買」で仲介サイトが検索できます。