・あのアマゾン ドット コムはこうしている。
まず、実験です。よくお使いの検索エンジンから検索をしてみましょう。
キーワードは「通販」と、今興味があるものでもなんでも結構ですから「(商品名)」を組み合わせて(スペースを空けて)検索をすると、その検索結果は大抵が楽天のサイトが上位に表示されます。さすがですよね。
では楽天とアマゾンではどちらが実際の商品の売上高が高いのでしょうか?
アマゾンは2003年に黒字化されるまで随分叩かれたネット企業です。当時の経営者のコメントを見ると強気だけではない確信的な発言であることに気づきます。
とあるTV番組で、いつ黒字化するんですかとの問いに「計画が少し遅れているだけです」と自信たっぷりな返答でした。
ネームバリューが先行して大した実績を上げていなかった当時はアマゾンの黒字化を懐疑的に見るエコノミストも多かったように思います。
しかし、アマゾンの考えていたビジネスサイズはインターネットユーザーの流れを理解した巨大なものでした。
現在、検索結果のキーワードのスポンサーにはアマゾンがよく出てきますが、それだけにとどまらない凄い戦略がありました。
私は以下の資料を見たときに、なるほど!と唸ってしまいました。
なんとあのアマゾンは各カテゴリーで既に評価を得ているポータルサイトを自社のPRサイトのように使っています。
それはこんな状況をアマゾンは想像しているのです。
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あの映画はどんなんだったっけ?と思ったA君はネットで検索をかけました。すると映画について情報を蓄積しているサイトが1P目に出てきました。彼はそれをクリックし、うろ覚えの映画のタイトルで検索するとお目当ての映画が見つかりました。
彼は映画についての情報やあらすじを読んでその映画を見た記憶が蘇ってきました。そしてそのページの隅には「この映画のDVDを買う」というアイコンがありました。
彼は懐かしさも手伝って思わずそのアイコンをクリックしました。
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どうです?この凄いストーリー。
そのアイコンをクリックすれば、アマゾンのショッピングバスケットに入った状態になっていて、アマゾンで買い物をしたことのあるユーザーなら後は確認ボタンを2回押すだけで購入完了なのです。
検索エンジンの特性(いいホームページを1P目に出したい)を理解し、そのサイトへのアプローチを実行し、自社サイトにアフィリエイトプログラムを実装する技術力を持つ会社。それがアマゾンドットコムなのです。
赤字を出し続けることも確信犯的行動であったとうなずけます。
私自身「アマゾンで買わなくてもいいんだけど、またアマゾンで買っちゃってるよ」ということが多いのです。
