昨日で4月に入りましたね!!
4月と言えば入学式シーズン!!
新しい学校の校庭などに咲いている桜の木の下で家族や友達と記念写真!!という方も少なくないのでは?
さて、桜も咲くほど暖かい『始まりの4月』ですが、僕もこれから長い戦いが始まります…
それは、ニホンザリガニ飼育において最も注意しなくてはならないもの『水温上昇』❗️
ニホンザリガニにとって、快適な温度は10〜15℃程度とされており20℃を超えてしまうと暑すぎて亡くなってしまいます…
ちなみに4月2日現在、水温管理を全くしていないオタマジャクシ水槽の水温を見ると22℃…完全にアウトですね(笑)
3月頃は気温の変動が激しく、急に暑くなる日もありますので水温対策は3月までには行うことをお勧めします。
では、水温管理はどのようにすれば良いのか
率直に言いますと、アクアショップで販売されている『水槽用クーラー』を購入することをお勧めします。
ちなみに我が家ではこんな感じのクーラーを使用しています↓
水槽用クーラーと言えば普通、水槽の横や後ろなど水槽の外に置くイメージが強いかもしれませんが、我が家で使用しているのはクーラーの中に水槽を入れて冷やすタイプなんです!珍しいですよね!!
…………………
すみません、エイプリールフールの余韻で嘘つきました。
こちらはホテルなどでも使用されている『小型冷蔵庫』です!!
僕が中古で販売されていたものを購入して、水槽を入れて管理できるように改造(笑)を施しました。
と言う事で、自分が現段階で使用していて思う冷蔵庫水槽にすることによるメリット・デメリットをご紹介します‼︎
まずはメリットから↓
メリット
1・コスパが良い!
水槽用クーラーを新品で購入しようとした場合、お値段は4万〜8万円程度となり、中古でも安くて2万円はします。しかし、小型の冷蔵庫であれば新品で1万円程度ですし僕は中古のものを購入したので5000円以下に収まりました。正直、このコスパぶりは魅力的すぎます(笑)
2・幅広く、細かな温度設定ができる!
自分の購入した冷蔵庫は保温機能もついているため、設定可能温度は5〜60℃までと非常に幅広く設定することができます。
また、設定温度は1℃単位で変えることが出来るので、ニホンザリガニのみならず温度管理を徹底したい生き物を飼育している方にはオススメかもしれないです。
3・スペースを取らない!
通常、水槽用クーラーを使用するとした場合、水槽の横にクーラーを置かなくてはなりません。
水槽用のクーラーはなかなか大きいので、「置き場所に困る」と思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、冷蔵庫水槽なら冷蔵庫の中に水槽を入れているので、冷蔵庫の入るスペースさえ存在すれば設置することができます!
まぁ、これが長所でもあり短所でもありますが…
続いてデメリットです↓
デメリット
1・自分で改造しなくてはならない!
水槽を入れるための冷蔵庫なんて売られていないので、通常の冷蔵庫を購入したら水槽が設置できるように改造しなくてはなりません。具体的に言うと、コンセントとエアチューブを通すと言う作業です。
「せっかく購入したのに、改造に失敗して壊れてしまった」などと言うこともあると思います。
また、改造を施してしまったら返品などが効かなくなってしまいますので、購入したら改造の前に必ず動作確認をしっかりしましょう。
↑ドリルで穴を開けた冷蔵庫壁面。断熱材が宙を舞いました(笑)
2・通したチューブ、コンセントは固定しなくてはならない!
冷蔵庫が物を冷やす際に最も重要なことは『密閉されていること』です。
よほどプロの方が改造しない限りコンセントやチューブを通した際、必ず隙間ができてしまいます。
この隙間があると冷蔵庫内は冷えなくなってしまうため、隙間をグルーガンでガッチガチに埋めました。
しかし、この隙間を埋めることによってチューブやコンセントも完全に固定されてしまいますので一生取り外すことができなくなってしまいます…
↑コンセントとチューブを通した冷蔵庫壁面。プラグの部分を外に出すことによって水からプラグを守っています。
周りはグルーガンでガッチガチ
外に出たプラグに延長コンセントをさしています。
3・水槽のサイズが小さくなってしまう!
メリットの方では、冷蔵庫水槽はスペースを取らないと言いましたが、それは逆に水槽も小さくなると言うことです。
自分が現在使用している水槽のサイズは15cm×15cmのキューブ水槽です。これから大きいものにする予定ではありますが、それでも最大で25cm×25cmの水槽となってしまいます。
小型ではない生き物や、動きが活発な生き物は冷蔵庫飼育に向いていないですね…
↑冷蔵庫水槽に引っ越したニホンザリガニさん。
2名様ご入居なのでさらに狭くなってしまいました…ごめんね…
こんな感じになっています
スペースのことを考えると、冷蔵庫水槽で飼育できる生き物はかなり限られてきそうですね…
しかし、この設備なら海のアイドル『ダンゴウオ』や流氷の天使『クリオネ』を飼育することもできなくは無いのかな…?
いつかやってみたいです(笑)
と言う事で、今回も僕のブログを読んでいただきありがとうございました!!
最後に、人間の感覚で言うと6畳の部屋から2畳の部屋に強制引越しさせられたニホンザリガニです。