今回は前回の続きです!
おたまじゃくしが卵から生まれて、すくすくと成長していく様子をご覧ください!!
おたまじゃくし達が生まれてから4日目からのお話しです。
生まれてから4日目ともなると、かなり「おたまじゃくしな形」になりましたね
よく見ると、首あたりから何か出ています…
これは鰓(エラ)ですね!魚やエビ、カニなどもこの鰓が存在します。
この鰓から水中の酸素を取り込んだり、体内の二酸化炭素を排出したりする呼吸器官で、人間で言うなら肺の部分です!!
鰓は他にも浸透圧(体の中にある塩分濃度)を調整したり、アンモニア(尿になる前状態で生き物には毒)を体の外に排出する役割も担っているとても大切な器官です。
この、鰓もずっと外に出ているわけではなく、成長すると体の中にしまわれて見えなくなってしまいます。
実は結構、貴重なお姿なのでは…?(笑)
それから3日後…
形だけなら完全におたまじゃくしになりました!!
鰓もすっかり見えなくなって、この写真だと分かりづらいですが目も確認できるようになってきました!
しかしながら、まだこの子達の体は小さい上に色も真っ黒なのでまだ種類はわからないですね…
餌として食べていた卵の殻も消えていたので、ここからご飯を与えていきます。
与えるのはザリガニの人工飼料!!
ザリガニ達が少食で賞味期限までに使い切れるかが心配だったので、この子達にも協力してもらいます(笑)
最初はあまり食べてくれませんでしたが、次第に口にするようになってきてくれました。
それから数日後…
こんな感じになりました!!
ここまで大きくなったら、いよいよこの子達の種類がわかるかもしれません!
…とその前にだいぶ大きくなって容器の中も狭くなってきたので少し大きい容器の中に移動したいと思います。
ちなみにこの写真に写ってるおたまじゃくしの黒い部分は腸(大きいの入ってる)です。(笑)
「どうせ新しい容器に入れるなら、少しレイアウトしてみようかな…」
「もともと野生の子達だし、やるなら自然に近いレイアウトがいいよなぁ…」
とか思いながらレイアウトを組んでみました…
できた!!
制作時間は10分くらいの簡易的アクアリウムです
使用したアイテムはこちら↓
・ニホンザリガニから分けてもらった砂
・ニホンザリガニから分けてもらった流木
・ニホンザリガニから分けてもらった落ち葉
・ニホンザリガニから分けてもらった水
・ニホンザリガニから分けてもらった水草
ありがとう…ニホンザリガニ…
アクアリウム完成から数日後、おたまじゃくしのお引っ越し
結構いい感じだなぁ…(個人的感想)
さて、そろそろこの子達の種類を調べようかな…お待たせいたしました。
種類の判定は図鑑やハンドブックなどを用いて行いました。
卵の形から、アカガエルの仲間の可能性が高いのでアカガエルの仲間を重点的に調べようとしました。
最初に挙げられた候補は「ニホンアカガエル」で、おたまじゃくしの特徴は「体に1対の黒点が存在する」らしいので、うちの子達の体に黒点があるかを確認しました。
あるじゃん、黒点。
その後、産卵時期や生息地を調べて完全に一致しました。
と言うことで、この子達は『ニホンアカガエル』
まさか、第一候補でヒットするとは…
それにしてもウシガエルではなかったので一安心ですね(笑)
と言うことで、今回は我が家のおたまじゃくし達が「ニホンアカガエル」と言うことがわかりました!
次回は、「ニホンアカガエル」のことや、なぜこの子達が「ウシガエル」ではいけないのか、などについてお話しさせていただきたいと思います!!
今回も長文になってしまいましたが、僕のブログを見ていただきありがとうございました!!
最後におたまじゃくし達に色々取られた(おたまじゃくし達は悪くない)ザリガニさんです