父の日
父の日ってなんですか
この時期になると街中
そ
何の意味がある
すでに母の日が普及していた1909年アメリカで、ある女性が、
教会で母の日の説教を聞きながら「父の日」もあるべきと考え、
牧師協会に「父の日」をつくるよう嘆願しました。
彼女と5人の兄は父親に男手ひとつで育てられました。
南北戦争のさなか、軍人だった父に代わり、ひとりで家庭を支えてきた彼女らの母親は
体を壊してしまいます。
1865年に南北戦争が終わり父親は帰ってきますが、
とうとう6人の小さな子供たちを残して母親は亡くなってしまいます。
そして残された父親と子供たちの苦難の日々は続きます。
今のような豊かなアメリカではありませんでしたので、父親はあらゆる犠牲を払い、
生涯独身で働き続け、必死で子供達を育てたのでした。
「父の日」を牧師協会に嘆願した女性は、彼の一番末の娘だったのです。
7年後の1916年には「父の日」が広く認知されるようになりました。
アメリカで母の日を祝うようになってから半世紀以上かかりましたが、
ようやく1972年にリチャード・ニクソン大統領によって正式な国民の祝日となりました。
またヨーロッパ諸国では古代ローマ時代にあったお祭りで、
毎年2月の中旬に亡くなった両親や親類を敬うため家族が集う習慣が起源だという説もあります。
墓前に食べ物や飲み物などを捧げたといいますので、日本のお盆のような風習でしょうかね
6月の第3日曜日は父の日です。
嘆願した女性(ソノラ・スマート・ドットさん)の父親の誕生日が6月だったことから、
キリスト教教会では嘆願した1909年の翌年の6月には第一回のお祈りが献げられ、
その後多くの家庭でも父の日を祝うこととなりました。
これが父の日になった始まりと言われています。
日本のようにアメリカの影響を受けた国は6月の第3日曜日ですが、
その他にも8月、9月や11月などと国によって様々です。