さてさて

猫風邪と診断された孤児にゃんズ。
所長に引取先を探してもらいながら、看病が続きます。

トイレトレーニングもできていないので、ちゃんとしてから引き渡さないと。

帰宅して、まずはお風呂場へ。
黒猫ちゃんの目は、目やにで塞がったまま。
これを取るのが一苦労。
嫌がるところをあやしながら、温めたタオルで優しく拭き取り、目薬をさして。
食事はまだ水とお薬を混ぜたチャオちゅーるを注射器でしかとれません。

お薬の効果が現れて、サビ猫ちゃんは食欲も出てきました。
離乳食用に準備していた、ツナフレークみたいなパウチを食べるようになりました。

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お風呂場を看護室にしているため、仕事帰りや、にゃんズを寝てから、20分程車を走らせて、温泉に通う日が続きました。

1週間が経ち、再診察で通院。
黒猫ちゃんの目やには随分減ったものの、眼球に白濁があり、回復も遅いことから、点滴をしてもらうため、3日程入院させることにしました。

初めて、離れ離れになった2人。
連れて帰ったサビ猫ちゃんを、チビにゃんズのケージに入れて、まずはお風呂場の掃除。

サビ猫ちゃんは、初お風呂。
ちょっと怖がりましたが、まだ手のひらに収まる大きさ。
1人でもお風呂に入れてもなんとかなりました。
タオルで包んで乾かした後、ケージに戻すとスヤスヤ寝てしまいました。

翌日、翌々日と、仕事帰りに黒猫ちゃんの面会に行きました。
日に日に元気が出てきて、目の白濁も取れてきました。

白いタオルに包まれて待合室に来た黒猫ちゃん。
抱っこした途端に、ふがふがと鼻を鳴らし、動き回るまでに回復しました。

看護師さんに、一番元気なんですよ〜と言われ、なんだか恥ずかしいような嬉しいような。

先生から、退院は明日にしましょうと言われ、一旦帰宅することに。

家では、早くケージから出たいサビ猫ちゃんが、かたや、突如お風呂場から現れた?同じくらいの大きさの猫に興味津々のともると、明らかに拒絶反応を示すつむぐが待っています。

所長、早く引取先を見つけてください!