女将のブログがきっかけで、土曜日、「イシノマキにいた時間」という舞台を観に行ってきました。
石巻での震災ボランティアが舞台の男3人(福島カツシゲさん、石倉良信さん、田口智也さん)のお芝居。
詳しくは、こちらの公式ページを。
実際にボランティアをしていた人たちだからこその、日常のシーンだったり、苦悩や葛藤がリアルに描かれた作品でした。暗くなってしまう題材なのに、さすがは芸人さん。笑いもチョイチョイあるから、重くなりすぎず、楽しめて。それで、伝えたいことは熱く、大切に伝えてくれる・・・・素敵な構成。
私はボランティアに行ったことがないので、具体的にどのように活動が行われていたかということも興味深かったし、ボランティアにも段階があって、例えば初めは物資を届ける、炊き出し、建物から泥を出すetc.・・・だったのが、段々と仮設住宅への新聞配りや漁業支援etc・・・へと形が変わりつつ続いているということも知ることができたのも大きかった。
いつまで、どこまでがボランティアの仕事なのかという難しい問題、誰の為を思って行動するか、仲間を信じること・・・などなど、考えさせられるテーマがたくさん詰まっていました。
今の私には、実際に現地に行ってボランティアをするのは正直難しい。でも、何か力になりたいって改めて思いました。被災した方が、元の暮らしに少しでも近づけるように、前を向いて歩いていけるように。
「自分のことでいっぱいいっぱい?それでもいいんです!」 舞台から、そう力強く言われました。
私が役に立てることといったら、やっぱりお金くらいだ。お金ならわずかだけど協力できる。いかんせん復興する為にはお金がかかるってことも教えてくれた。だから頑張って働きます。
で、大切なことをたくさん教えてくれた、この役者さんたちに託したい!と思いました。劇中(もう終わってた?)で、会場内をまわって募金集めをしてくれるので、そこで募金もできました
本当によくお稽古されているんだろうな~。熱い思いがたくさん伝わって来ました。これからもこの震災直後のことを舞台で伝え続けて行くという3人を応援します
それと、お芝居の最後に、最近の石巻の様子を映すスライドが流れるのですが、それに合わせてスペシャルゲストとしてピアノを演奏する吉俣良さん。篤姫や風のガーデンなどたくさんの有名なサウンドトラックをてがけた作曲家の方。演劇の前にも何曲か弾いてくださって。いやぁ~、やっぱりミュージシャンってかっこいいな~と改めて思いました。音だけで、こんなにも表現できるって凄い。女将も言ってたけど、お声もヒジョーに素敵でありました
そして、吉俣さんこそが本当にボランティア。「どこの公演にも自費でかけつけ、食事も御馳走してくれる。これが吉俣システムです。」って福島さんがおっしゃってました(笑)。吉俣さんは、この演劇を観て、曲をつけさせて欲しいって申し出たそうです。自分から作らせてほしいって言ったのは初めてだったとか
ふぅ~。やっと書けた~。
ちゃんと伝えたいこと書けたかな 感じたことを表現するって本当に難しい。いつも文章書くのに時間はかかる方だけど、今回は特に時間かかったかも。昨日も書いたけど、なんか色んな事を感じすぎて、まず頭の中が嵐のようになってて、何を伝えたいかもわからない程だったから
で、結局は、表現力が素晴らしいこの役者さんたちとミュージシャンは超かっこいいので、是非機会が訪れたら観にいってね ってことが言いたかった~
以上です(*゚ー゚)ゞ
あ、1点入れられちった(。>0<。) 祈 逆転。