先週の日曜日、
熊本阿蘇の音楽家「Viento」（ビエント）さんの
コンサートを聴きに行きました～
主催されたのは、
広島と福島を結ぶ会（ひろふく）さんです。
代表を務められているのは、
加藤りつこさんです
りつこさんの一人息子の貴光さんは、
世界の平和のために、
国連で働きたいという高い志を持たれ、
神戸大学に入学されました。
しかし、志半ばにして、
阪神淡路大震災で
貴光さんは帰らぬ人となったのです。
貴光さんが、世界に対して平和に対して
どれほどの思いを持っておられたかは
私が以前に書いた記事を読んでいただけたら
おわかりいただけると思います。
そして、貴光さんに先立たれた
りつこさんの悲しみは、
私がどんなに努力して想像しようとも
絶対に近づけない、
絶対に及ばないものだと思うのです。
皆さんも この記事を読まれたら
きっとそう思われるでしょう。
広島と福島を結ぶ会/会について会を立ち上げられたりつこさんの思い、
会の基本理念が書かれてあります。
広島と福島を結ぶ会/活動りつこさんと「Viento」さんが
出会われたのは10年前です。
その出会いのことが書かれてあります。
現在、ひろふくさんは、
福島や熊本の被災地の小・中・高校へ
広島平和公園に寄せられる
折り鶴で作られた再生紙を
毎年、卒業証書用紙として寄贈されています。
その活動に「Viento」さんは感動され、
応援し共に生きたいと
りつこさんに言ってくださり、
折り鶴平和音楽会を「Viento」の命ある限り
継続したいと決意されたそうです。
また、りつこさんの息子さんの貴光さんの
貴い人生にも感銘され、
貴光さんと共に歩みたい、との想いから
2018年12月15日
【加藤貴光～折り鶴平和音楽会】が誕生し
今回、
その第２回目の音楽会が開催されたのです。
私は、りつこさんの書かれる記事で
Vientoさんの音楽を知り、
大好きになりました
なんとＣＤを６枚も持ってます
2017年に開催されたコンサートも
聴きに行きました
本当に素晴らしかったです
今回もＣＤ１枚買いました
本当は最新アルバム
「見上げれば 星の華」も欲しかったのですが
残念なことに完売しちゃって買えず
でも欲しいから、
HPから購入しようと思ってます
Viento公式Webはこちらです
2017年 初めて
Vientoさんのコンサートを聴きに行った
そのとき 驚いた出来事が
自分に起きた
コンサートが始まっていきなり
私の身に起きた
涙がボロボロボロボロ
止まらない
自分に何が起きたか わからない
感情が高ぶっての 涙ではない
だけど 涙が……
滝のように 目から溢れ出る
何曲目かで ようやく涙が止まったら
今度は これまでに感じたことのない
自分の感覚に さらに驚く
え？ 私
耳で音楽聴いていない気がする
どこで音を聴いているんだろう
あ
もしかして 細胞？
Vientoさんが奏でる
音のひとつひとつを
全身の細胞が
心地よさそうに吸収してる
そして……
全身の細胞が元気になり
一斉に 花開いた
心いっぱい 体いっぱい
幸せで満たされた
そんな……
驚きと感動に包まれた
前回のコンサート
そして ２年後
またVientoさんの演奏を聴ける喜びで
心をいっぱいにして 会場に入る
すでに
たくさんの人が来られていた
吉川万里さんの
温かい語りに包まれ
心がホカホカになる
Vientoさんの
演奏に 心引き込まれる
そして……
里の秋の演奏を
聴いていたときだった
Vientoさんが
森の中で演奏されてる姿が
心に 浮かんできた
癒される～と思った瞬間
奏でられる音が
光となって
森の外に 突き抜けていった
光となった音は
何ものにも遮られることなく
四方八方にまっすぐ
突き抜けていった
光となった音は
今度は……
空に向かっても
突き抜けていった
音は
どこまでも 高く遠く
突き進み
天までも 突き抜けた
無限に広がるって
こういうことを言うのかな？
心素晴らしい音楽は
時間も空間も
すべてを 突き抜ける
Vientoさんの音楽は
天国に旅立った魂にも
きっと 届いている
そして これから先……
前に進めなくなった人の心も
元気づけることだろう
心美しく素晴らしい音楽は
いつまでも いつまでも
生き続けることができる
音楽の偉大さ 貴さ
素晴らしさを
Vientoさんに
教えていただいた
そして……
この世のためにと
懸命に生きた人の貴い志は
決して 消えることなく
時を超えて 突き抜けるのだと
貴光さんに
教えていただいた