これから出産される方、怖い経験を全て赤裸々に書くので読まない選択もありますよニヤリ




今から4年前の話。

出産後

なぜか、あちこちあざだらけの体を見て、入院生活に記憶を綴りました。今日解禁❣️


妊娠40週


お腹が張るなぁ〜

夜中に数回起きるが前駆陣痛と確信


月曜 予定日

おしるしあり、陣痛アプリで710分間隔、痛みも少し強くなってきたので病院電話→NSTチェックして入院(この時点では、陣痛っぽい張りはあるけど、少し弱いから前駆陣痛のケースあり、そうなると明日また退院)


夜中〜3分間隔で一睡も出来ずしかも痛いからひたすら息を吐き続ける。食欲なし、静かに過ごす。

何度かNSTやったけど、定期的な張りがあるが陣痛という数値に達していない

遠のいていく。。


火曜日

間隔も短く本陣痛繋がりそうだし、この状態が苦し過ぎるので入院継続


一日中、張りと苦しむ。朝はのぼれた階段も夕方はヨチヨチ歩きにまで変化歩くのがやっと。


夜中、ついに陣痛と認められる。ここまで48時間。夜中の2時に旦那に連絡、両親まで4時ごろ陣痛分娩室到着。


痛くてフーって息を吐きながら、声がちょい漏れるくらいの状態が続き、旦那に背中さすってもらう。


子宮67cmまでは痛いけど耐えられるくらい。この時点で7時くらい。


そこからが地獄、破水!お湯が入った水風船がパチンと弾けた。すぐに破水と分かる。いきまないと無理って言う陣痛が来てお尻が痛すぎて、もうどこにも逃がせなくてガンガンいきむ。さすってもらうもお尻にボールも全て無意味。赤ちゃんの心拍が下がり始め酸素マスク付けられて「今は赤ちゃんに酸素送ることだけ考えて」と医者に言われる。私は動物になったように、「ぎゃー」と叫びながら「ごめんなさい」と叫びながら「出来ないよー」とうろたえる。痛みが1、2分間隔で襲いかかり「私はいいからこの子助けてー、先生もう切っていい」と叫び45人の先生がひっきりなしに入ってきて「9cm?なくない?上向いてる」「いや67cmともとれる」「うーん、回るかもしれない、旋回する可能性を信じてみよう」「心拍が下がる時があるからなぁ、あと30分かな」などなど意見が飛び交う。


この時の心境は、もう満足だった。やり切った気がして、楽になりたかった。これ以上耐えることが出来るのかという不安と赤ちゃんの心拍が上がったり下がったりして障害が残ったらどうしようと不安が「もう切って欲しい」という気持ちだった。

「あと30分頑張って旋回して来なかったらカイザー」手術の時のため、心電図と胸のレントゲンを取る。その間何度も陣痛が襲い、死ぬかと思った。この30分はすごく短く感じた、もう?と思った。旦那に酸素マスクも外しては付けられ「息吐いてー」と言われ続ける。内診を何人の先生にされて(これがめちゃめちゃ辛かった)何人もの先生に手を突っ込まれ何センチだの赤ちゃん上向いてるだの、おでこ?かもだの意見が一致しない、この状況は変わらず、叫び続ける私に「顔そこまで来てるからいきんでみよう」と先生、無理なら切ろうと結論出してくれて、3回思いっきりいきむ。出て来ない。こんな声どっから出るの?っていう声が出る。旦那はいなかったらしいがそれすら気づかなかった。心折れる。この時、ナース曰く赤ちゃんの手が先に出てきちゃって押し戻したらしい。「緊急カイザー」と1番ど緊急のやつと電話を始めた先生にどんどん人が集まる。同意書を書かされている旦那、私は苦しみ悶える。

あとで見たら、マンション名をいつも書く彼が書かずに住所を書いていたので急いでいたのかなと思う。母もお腹に手を当てて祈る。が、途中退室。娘の苦しむ姿見れなかったのかな。私も見せたくないし。


手術室も準備完了ということで、歩きながら麻酔の同意書を書かされた旦那を置いて、痛み悶える私は手術室へ運ばれる。その間何度も陣痛襲い唸る。小児科、麻酔科、産科医、オペ看護師、助産師、レントゲン先生、20人以上いたと思う。麻酔科が頭元に4人いて二人が手を握って大丈夫って言ってくれた。

産科医の先生はオペが二人、下から赤ちゃんの頭が出ないように押す先生が1人いてくれた。

囲まれて、運ばれて、凄い勢いで注射💉されて裸にされて始まった。陣痛がやっとおさまった。怖くはない。ー秒でも早く赤ちゃん出そうとみんな必死で緊急の手術にも関わらず沢山の先生が処置してくれてドラマみたいだった。手術中もだんだん麻酔が効くから我慢してっ言われて痛がる私の手を握ってくれた麻酔科医の先生。入室4分後


10:54「オギャー」と泣いた強い産声を聞いて「ありがとうー」って言いながら号泣。「女の子ですか」ってそれだけ聞いて、「元気な女の子だよーおめでとう」ってみんな言ってくれた。

終わった安堵と早く家族に見せてあげてという気持ちと、すべてに感謝の気持ちが溢れた。

震えがしばらく止まらず、感謝と感動より、陣痛が終わったことが嬉しくて、色々なことが走馬灯のように思い出された。

先生達から「下から産ませてあげられなくてごめんねー、痛かったでしょう」と言われた。


後から聞いた話、骨盤と赤ちゃんの頭パズルが最初から上手くハマっておらず、そのままお産に入ったとのこと。

お産が進むにつれてハマることもあるからこの時点で判断は誰にも出来ない。



ここから始まる長い入院生活

炎症値が肺炎の人並に上がり2週間退院できず

精神が崩壊。毎日点滴で腕が紫になり、しんどかった。。。


翌朝に気づいた体のあざと筋肉痛は

陣痛が痛すぎてベッドにしがみついたり

色んなところにぶつけまくったと推測。


結局48時間の前駆陣痛、その12時間後に3回いきんで、帝王切開 60時間のお産と2週間の入院生活でした。


第二子出産レポもお楽しみに{emoji:char3/081.png.ハート}