【産地へ行こう。】大紀コープファーム企画中！

■パルシステムでは今年秋、奈良県は五条市と西吉野町にまたがる地域で、柿と梅を生産している農家のグループ「大紀コープファーム」のツアーを企画中です。その下見･打合せに行ってきました。

ツアーは11月、紅葉と柿の収穫の季節に1泊2日で予定しています。
メインはもちろん柿！
柿の収穫体験に柿博物館、柿の集荷･選果センターを見学し、柿の葉寿司を作る予定です。
例年通りなら、梅の里として知られる賀名生（あのう）で紅葉がきれいに色づいているのを見られるでしょう。
宿泊予定は五条市のホテルですがなんと自家源泉の温泉！
周りには日本一古い民家のある、趣ある新町通りやカンヌで新人監督賞を受賞した映画「萌の朱雀」のモチーフともなった、未開通の「五新鉄道」の線路が残ります。
募集告知は9月3回の「産直通信」の予定です（パルシステム組合員限定）。
お忘れなく！



たわわに実る青梅！マスカットみたい

梅の実を選果しています。

梅漬け。



賀名生の里歴史民俗資料館

資料館裏手、紅葉の木！

紅葉だらけ。秋が楽しみ

眼下に広がるのは賀名生の里。

古民家農園館。ツアーではここで昼食予定

そこで頂いたお食事。
箸置きがアジサイ！

竹の子や新じゃが、フキのお料理。
ご飯は黒米入り。
お吸い物の具はそうめんでした。
手がこんでておいしい。

新町通り。ツアーの際は早起きして行ってみてほしい

五新鉄道跡。
奈良の五条と和歌山の新宮をつなぐ予定だったそうです。

願掛け。


まだ青く小さい柿の実。


■大紀コープファームとは・・・
1970年代、添加物や農薬を使用した作物に疑問を感じまた、過疎化の進む西吉野で王隠堂さんは専業農家として有機農業への取組みを開始。
その後産直と出会い梅と柿の産直をはじめる。
また梅の生産から加工までを全て行うことで生産基準と収入の安定を図っていく。
1992年、和歌山県と奈良県の生産者団体が合併し「大紀コープファーム」が誕生。
名前の由来は大和（奈良県）の「大」と紀州（和歌山県）の「紀」をとったもの。
規模の拡大により共同の作業場の必要性が生じ、同年、㈱パンドラファーム（現パンドラファームグループ）を設立し、生産と業務を分化。
1999年、更なる生産量と次世代へつなぐ循環型農業を見据え農業生産法人(有)御浜天地農場（三重県南牟ろ御浜町）設立し、12ha.の農地に約4000本の梅を栽培。
30年に渡り「健康・環境・安全・安心」をテーマに、農業者と消費者がともに納得できる生産と消費の構造を作ることを目指した農業生産運動を行ってきた。
2007年「食を育て、食に育てられる」運動と事業に特化した生産組織として農悠舎王隠堂を設立。
最近では築150年以上たつ自宅を「古民家農園レストラン」として開放中（要予約）。
四季折々、季節の地のものを使い、手間隙かけて作られたお料理は絶品。

記事：山本

「あなたと私を結ぶ。都市と農山漁村の応援団」

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