(2010年3月26日~28日に開催したパルシステムの「産地へ行こう。」ツアー報告の続きです。前記事【その3】はこちら )
■2日目行程
朝食→恩納村漁協にてサンゴの観察(水槽)とサンゴの苗づくり→干潟観察
→料理講習会・昼食→万座毛観光→ホテル(夕食・泊)
■3日目行程
朝食→美ら海水族館→国際通り散策→那覇空港→羽田空港着・解散
2日目の続きから行きましょう。
まずは干潟観察。
干潟と言っても、ここは沖縄イノー(礁池:サンゴ礁に囲まれた浅いおだやかな海)の場所。
砂地を行くのかと思ったら、サンゴが広がる地形でした。
生きているサンゴを踏まないように歩きながら、
シャコガイやオコゼ、また美しい色の魚にも出会え、子どもも大人も大喜び♪
その後はお昼ご飯の準備!
じゃん!もずくです!たくさん使いますよ~
こちらはもずく天ぷらをつくっています。
「しりしり器」で切ったにんじん、そしてスパムなど
沖縄ならではな具材です♪
漁協の女性陣に教えていただきながらみんなで作りました。
右下に見えるのがパルシステムオリジナル商品の「恩納もずく」。
子どもたちがつくった、もずくたっぷりのもずくサラダも食卓にあがりました。
昼食で、漁協の方々とはお別れでした。大変お世話になりました!
2日目の午後から3日目は、万座毛、美ら海水族館、国際通り
美ら海水族館には、新たにメスが一匹(頭?)
加わったばかりというホットなニュースがありました。
小さい子がそうだということだったので、あの子かしら?
その左上の…
そして、
ここで会っちゃいました。サンゴの天敵、オニヒトデ!
サンゴを食べちゃうんですよねー。
恩納村漁協では、オニヒトデの駆除にも取り組んでいます。
普段とは違う視点で、水族館を見ることができた気がします。
3日間の行程で、沖縄のみなさんのあたたかさにふれ、
もずく、サンゴ、海のかかわりを学び、
参加者のみなさんはそれぞれの思いを抱いて帰路に着きました。
私たちは生活の中で、食べるものを選ぶことができます。
選んだ食べものの背景にはどんなことがあるのか、
興味を持つこと、知ることは、小さなきっかけです。
きっかけがたくさん集まれば、何かを動かす大きなうねりとなるはずです。
たくさんの方のご協力で無事ツアーを終えることができました。
かなり引っ張って長々となりましたがツアー報告、これにて終了。
どうもありがとうございました!
<参考>
*パルシステムのHP→ http://www.pal-system.co.jp/
「恩納もずく」→ http://www.pal-system.co.jp/syouhin/suisan/mozuku/index.html
ツアーニュース→ http://www.pal-system.co.jp/topics/2010/100402a/index.html
*(株)井ゲタ竹内のHP→ http://www.igetatakeuchi.co.jp/
(記事:川口)
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