久しぶりに小説を読みました

 

夫も読んだので

この本の感想を夫婦で話しながら

いろんなところに話題が及び

気づいたら朝になっていて…w

 

ということで

さまざまなテーマを内包した

とても読みやすい小説でした

 

 

 

 

前回は今後の私たちにとって

大きなテーマになるであろうこと、

被害者意識について書きました

 

 

https://ameblo.jp/attadipa-reborn/entry-12787188963.html

 

 

 

 

怒りはあったままでも、

そして赦せないと感じたままでも

回復に向かうことはできると思っています

 

 

 

とはいえね…

 

 

たとえば

眠れないくらい怒りがおさまらないだとか

発作的に怒りがわいてきてしまう、

という段階もあって

 

 

そのときは

その心にめいいっぱい広がっている

怒りの感情のボリュームを下げることは

必要ではないかと思うので

 

ヒーリングをする場合は

この辺りが中心になります

 

 

 

回復に向かうために重要なことは、

主体性を持って治癒していこうと

決心をするということなのですが、

 

 

実はここに大きなハードルがあように

いつも感じます

 

 

このことがステージ6に

書かれてありました。

 

 

 

ステージ6 

悲嘆、そして喪に服すということ

 

 

 

もし私たちが癒やされ、悪魔のような人物としてリリスの物語を生きることから抜け出したいのであれば、私たちは、被害者、虐げられた者としてのアイデンティティを放棄する必要があります

 

悲嘆のプロセスに必要な感情的エネルギーを動かすには、自分が抑圧に値するという考えや、自分は不幸な犠牲者であるとか不当に非難されているという考えを手放すことを選択しなければなりません。

 

 

このときのコツとして、

 

 

意味を見出さないようにすること

 

 

と書かれています。

 

 

補足すると、

このときにどうしても頭を駆け巡る考えは

 

「なぜ、どうして私がこんな目に…」

「なぜ、こんなことが起きてしまうのか」

「なぜあのこんな暴力がはたらくのか」

といった「なぜ?」だろうと思うのです。

 

 

 

注意深くしていないと勝手にこのことが

頭の中をいっぱいにしてしまいます。

 

 

自分達が犠牲者であるという考えと

なぜ?どうして?は

おそらくセットなんですよね。

 

 

 

だから、事実関係について

今は考えることをやめてみようと

提案をしているのです

 

 

 

そうすることによって

自分のケアだけに取り組むことができ、

 

 

優しさに満ちた、

そして伸びやかなサレンダーという場所に

私たちは移動できるのです。

 

 

 

 

そしてステージ5で経験した

怒りの背後にある痛みを

このステージでは

進んで感じることを勧めています。

 

 

けれどその悲しみのドアを開いたら

私たちを圧倒してしまったり

脅かしたりするのではないかと

思えるかもしれませんが…

という言葉のあとにこう続いています。

 

 

この段階をうまく乗り切るには、まず感情のリアリティに寄り添い、自分自身でそれを認めることが必要です。そして、実際にそれを感じるために心を開き、自分が抱くかもしれない喪失や裏切りの感覚に適応することを学び、それらに犠牲者関連の意味を付けずに乗り越えていく必要があるのです。

 

その決心をするということが

ステージ6だと思います。

 

 

 

 

 

以前フラワーデモに参加して

思ったことがあって、

そしてこのことについては

今も考え続けてるのですが

 

 

このステージ6のような段階で

多くの他者にシェアすることには

注意が必要だろうということです。

 

 

 

デモの主目的は

合意のない性行為は犯罪であるということを

当事者の声を通じて世間に知らしめること、

法制度の不足を抗議するものであることだと

私は認識しています。

 

 

 

今までも今も

当事者が声を上げなければ

そこかしこで起きている犯罪や

実際にどんなことに困っているのかを

知ることができないことというのは

悲しく情けないことだけれど

世の中にはそういうことがたくさんあって、

 

 

 

だからこそ

当事者の切実な声をもらすことなく

自分には関係ないと思っている人たちも

耳を傾けなければならないことです。

 

 

 

数々の尊いフェミニズム運動がなければ

私たちがそうやって声を上げることも

上げることが果たして正しいかどうかも

きっとわからなかったに違いありません。

 

 

 

当事者が経験を言葉にし話すことによって

受けた傷が回復に向かっていくということは

もちろんあることで、だから

このデモによって救われたと感じた女性たちは

話す方にも聞く方にもいるだろうと、

悲しい中にも心が優しい方へ揺れ動くものも

感じたのですが、

 
 

それと同時に

個々のその時の回復度合いによって

まったく違う効果を生み出すことも

あるのでは、とも感じたのでした。

 

 

これはもうほんとに

私の一個人の感想なのですが…

 

 

辛い体験を言葉にすることだったり

精神科のトラウマを克服するための

厳しい治療に挑むためには

 

先ほども書いた、

伸びやかなサレンダーに触れておくことが

大前提としてないと苦しいのではないか…と

そんなふうに思うのです。

 

 

 

デモのとき、

震える手でマイクを握りしめて

かつて経験した悲しいストーリーを

とても丁寧に簡潔にお話しされて、

 

痛みを思い出しながらも

全てを俯瞰し客観的に語られた

数々の言葉を出し切ったその後の

 

帰り際に見た彼女の目と

おぼつかない足取りで一人帰っていく姿が

私は今も忘れられないでいます

 

 

 

 

毎週月曜日には星読みを、

毎週木曜日はそのときどきの

トピックを書いています

 

 

よかったらまた遊びにいらしてください♪

 

 

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 

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