与那国フィールドノート -165ページ目

ナガマルコガネグモ

今年はオオジョロウグモが少ないね。

なじみの蝶屋さんに声をかけられた。

それは僕も感じているところ。


草原ではナガマルコガネグモを見かけることが多くなった。

晩夏の頃より増えてくる印象だ。
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メス、20~25mm。

捕えられているのはタテハモドキ。


同じ巣の隅にいたのはオス。

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オオジョロウグモと同じく、雌雄にとんでもなく対格差がある。

体長わずか4~6mm。

8月17日のアヤミハビル 後編

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オオジョロウグモの巣に捕らわれたメス。


放牧場の縁の林で、日当たりが良く、モクタチバナが多い。

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まだ羽化していない蛹もいくつか見つかった。


方言でアグティと呼ぶモクタチバナは、アヤミハビルの食樹として認知度が高い。

島人曰く、「アヤミハビルの食樹の名はアから始まる。」

無数の果実の重みで、枝先がたわむ。

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果実は、お盆の時、仏前に供える「スルヌナイ」の代表的なもののひとつ。

今年の旧盆は8月22、23、24日。

後日、その様子を紹介できたら、と思う。


ほかにもスル(盆)ヌ(の)ナイ(実)に用いられる果実が付近にいくつかあった。
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リュウキュウコクタン(方言名:キダ)


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アオノクマタケラン(方言名:ダマサンニン)


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サンゴジュ(方言名:アガキ、イリブチ、イリグチ)


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バンジロウ(方言名:バンスル)


夕立ちのあとに見つけたアヤミハビル。
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やはり羽化のピークは過ぎた感が。

2日間続けて羽化直後の個体は見つからなかった。



8月17日のアヤミハビル 前篇


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僕じゃないよ。

与那国島名物、「アヤミハビル飛び出し注意!」の看板なんてどうだろう。


林道を歩いていたら、足元でパサパサと乾いた音がする。

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飛べないほどに翅が傷みきったオスが、のたうちまわっていたのだった。


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あとは、死を待つのみ。


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翅の少し擦れたメス。

腹部のふくらみ具合から見て、卵を産みまわっているのだろう。


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脱皮して間もない幼虫。

卵殻と同様、脱皮殻も食べてしまう。