与那国フィールドノート -141ページ目

ハビル館周辺で

今日の空は一転、厚い雲に覆われた。

風はなく穏やかだけれども、肌寒さを覚える。


そして、鼻の奥と喉がひりひりと痛む。

やばいな、風邪ひいたかも。

与那国町、八重山毎日、市郡対抗・・・駅伝を控えて大切な時期、やばいな。


明日の休日は、朝一で診療所に行こう。

ヘタな風邪薬買うより、診療所でもらう薬が確実に効いて安上がりなのは経験済み。


昼休み、ハビル館周辺で。

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ヒイラギズイナ。

10月にいっせいに咲いた白い花が、果実になりつつある。


薪に用いられたが、燃えにくく、最後まで山中に取り残された。

重く、乾燥しないと運べないので、それまでのあいだ山中に取り残された。

だから方言名はダマヌバン(山の番)。


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フトボナガボソウ。

熱帯アメリカ原産の帰化植物。

敷地内にはヤギや馬を繋いでいるが、食べないので、人が刈らない限りなくならない。

花はチョウを呼ぶけれど、葉を食べる昆虫は知らない。


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パイプのようなナンバンギセル。

葉緑素をもたず、ススキやサトウキビなどの根に寄生し、養分を吸収する。



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シマツユクサ。

方言名はンナヌミャ。

ンナ(綱)のように地上を這って生える。


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裸地にはヒメトンボが何頭もいた。

成熟したオスは白い粉を吹いてシオカラトンボ風になるが、それはいなかった。



田原川沿いを散策

昼時、祖納へおりたついでに田原川沿いを少しだけ歩いた。

よく晴れた穏やかな日。

乾いた東風が心地よい。
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アマサギ


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アオサギ


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アカスジベッコウトンボ

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タイワンシロチョウ


このところ生き物との出会いが低調だ。

季節がら、昆虫は仕方ないとしても、ハッと目の覚めるような珍鳥でも現れないだろうか。




ヨナグニサン 繭になる

12月1日。

先月末に久部良っ小学校の児童らと観察した終齢幼虫が、繭になっていました。

http://ameblo.jp/attacus/day-20101119.html


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羽化するのは来年3月下旬~4月上旬。

一定の割合(?)で生まれる休眠期間の長いものを除けば、年間を通して最も蛹の期間が長い世代です。


あの日、繭を作っている最中だったもの。
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ふと気づけば、この木はショウベンノキではないか!

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ショウベンノキは方言で「アヤハビトゥ」と呼ばれ、島人にとってはヨナグニサンの食樹として認知度の高いもの。

しかし、僕はまだショウベンノキを食べている幼虫を一度も見たことがありません。

葉に幼虫の食跡は見られません。

隣接して生えているフカノキから、繭を作るために移動してきたのでしょうか。