児童とヨナグニサン観察
羽化のピークは過ぎた感があるが、こうして新鮮なオスが見つかるうちは、まだ成虫を観察するチャンスはある。
そして今日。
与那国小学校の児童らとヨナグニサンを観察に出かけた。
前回の観察から1週間。
まずは・・・
先週は聞かれなかったイワサキクサゼミの声に気づき、目ざとく捕えた!
この子、見込みあり!
さて、お目当てのヨナグニサンは・・・
お~い、頭の上!
数えてみれば、一枚の葉の表と裏に、21個の卵が産みつけられてあった。
しかし、これは1頭のメスが産みつけたものではないと思う。
観察しているうちに、1枚の葉に産み付けられた卵が日に日に増えていることがある。
どうも、条件の良い?葉に複数のメスが次々と産みつけていくようだ。
直後、バケツをひっくり返したような雨。
アヤミハビル館へ駆け戻った。
先週採集し、冷凍保存してあったチョウを展翅した。
島には何種類のチョウがいるか。
確かな証拠として標本を作り、自分自身で調べてみよう。
教科書ではモンシロチョウを習う学年だが、与那国島にはモンシロチョウはいない。
島の多くの子は、セミはミーンミンと鳴き、クワガタの集まる木はクヌギだという。
知識として学ぶ自然と、与那国の自然はあまりにも、かけ離れている。
全国区の教科書を学ぶだけでは、いっそうの自然離れを助長するだけ。
もっともっと、手に取り、実感を持って自然に接する機会を作っていけたら。




