冬の北牧場 | 与那国フィールドノート

冬の北牧場

強い北風が吹き、雨がちな天気が続くようになった。

とうとう本格的な冬の到来だ。


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与那国の冬は寒いよ!

そう言ってもなかなか分かってもらえない。

まあいいさ、凍えて震えたら。



北牧場へ出かけてみた。

鳥目当てだが、特に目ぼしいものはいなかった。

いてもアダンの茂みなどに隠れているのかもしれない。

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この数年で、チヂミザサの仲間がずいぶんと増えてきたように思う。

茶色く枯れているのがそれ。

台風が来ない年が続いていたので、潮を被らず、塩害に弱い植物がはびこってきたのではないかと考える。

クロスカントリーのトレーニングコースとして、数年来、僕は闇雲に広い北牧場を走ってきた。

でも今年は足が遠のいた。

種子が靴下いっぱいに付き、厄介でならんからだ。


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馬だって困るだろう。コウライシバがチヂミザサに置き換わってしまったら。


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おお、寒い。


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青草の少ない冬には、トゲトゲのアダンの葉もよく食べる。

痛くないのかね。


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ふがふが。

口の動きを見ていると、やはり痛くないわけではないようだ。


痛ぁ~い!

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いや、アクビしただけよ。