紅型・フン染め体験最終日 | 与那国フィールドノート

紅型・フン染め体験最終日

夏休み企画、紅型・フン染め体験も今日が最終日となりました。


手ぬぐいのフン染めに興味を持つ方が多いので、ちょっと詳しく振り返ってみましょう。


与那国フィールドノート

手前の2枚が過去の作品見本。

その時々で微妙に色合いが変わっています。

厳密にフンの量や時間を計ってやれば、変化の幅はこれほど大きくならないはず。

僕は色の濃い方が好みですが、中には淡い色が好みの方もいました。


色合いはできてからのお楽しみ~!では心もとない。

今後の課題かもね、あきこさん。


では作業工程に入ります。
与那国フィールドノート

白い手ぬぐいを思い思いに紐で縛っていきます。

絞った部分は染料が染みずに、模様ができるわけ。

あらかじめアヤミハビル型にノリが塗られていて、そこは染まりません。

後からノリを洗い流せば、白いアヤミハビル模様が浮かび上がります。


紅型エコバッグも同様、こんな感じに準備してあります。
与那国フィールドノート
右のノリが塗られていない部分に染料を塗っていきます。


さあフン染め開始!
与那国フィールドノート

グツグツとフンの煮出し汁で15分。

何とも言えない良い香りがあたりに漂って、誰かが必ず、おいしそうな匂い、お茶のような香り、と言い出します。


あっ、それすでに実践済みですからっ!

数年前、アカギのフンで出したお茶を、与那国小学校の生徒に飲ませました。


フンのお茶を飲ませたなんて言うと、誤解を受けそうですね。

訂正。

まずは僕が見本を見せたら、俺も!私も!と・・・

ただそれだけの話です。


だいたい15分経過。
与那国フィールドノート
ひとまず煮出し汁から引きあげて、


もう一度、媒染剤を入れた煮出し汁につけなおします。
与那国フィールドノート
左が鉄媒染、右がチタン媒染。

この液につけることで染料の定着を図ります。


グツグツグツ・・・・

鉄は灰褐色に、チタンは黄色みが強く染まります。

どうやらみなさん半々に、ツートンカラーにしたいようです。
与那国フィールドノート
だいたい15分経過。


さてさて、あれこれ試行錯誤した模様は思い通りにできているでしょうか。
与那国フィールドノート

硬く、あるいは緩く、

縛ったひもをほどいていきます。


じゃぶじゃぶじゃぶ。
与那国フィールドノート
出来上がりが見えてきたぞぉ。


染料を洗い流して、アイロンをかけたら完成。
与那国フィールドノート


与那国フィールドノート

出来上がりに会話が弾みます。


以上、フン染め体験完了。

10時から始まり、のんびり楽しみながらでも正午前には終わります。


やってみたいけど時間の都合がつかない!

そんな声も多く、問い合わせの電話もたくさんありました。

また近いうちに企画できたらいいな。

そう思ってます。