ジャコウキヌラン
4月15日。
あてもなく森の中を歩いていると、初めての香りを僕の鼻がとらえました。
何か見たことのない花が咲いているはずです。
立ち止まり、感覚を研ぎ澄ませ香りの発生源を探しました。
意外にも、それは5mほども離れた林床に生えた草丈30㎝ほどの白い花でした。かなり強い香りを放っています。
ランの仲間です。
僕は特に目標を持たずゆっくり森に入ることが多いのですが、それは予期せぬ出会いを求めてのこと。
まだまだ見たことのない動植物に会うことが時々あり、それがこんな可憐なランの花であったら、言葉には表せない感動がこみあげてきます。
ジャコウキヌランでした。
ジャコウとは香料の麝香(ムスク)であり、なるほど、強い芳香があるわけです。
沖縄県RDB 絶滅危惧1B類。

