ヨナグニサンの羽化続く | 与那国フィールドノート

ヨナグニサンの羽化続く

ヨナグニサンの羽化が続いています。

今朝も遊歩道では雄が羽化していました。

台湾では蛇頭蛾。


ほうら、前翅の先端が蛇の頭に見えてきたでしょう。

蛇に似せることで、鳥などの天敵を驚かせ身を守る。


よく言われる説ですが、はたして本当に鳥がこれを蛇だと思うのか。

確かめられたことはなく、僕には単なるやたらと蛇を怖がる人間の発想であるとしか思えません。



無事に羽化にこぎ着けたものの、間一髪であったことが分かります。

彼が食べて育ったのはフカノキ。

フカノキは葉柄の根元がポキポキと折れやすい。


繭が作られた葉の葉柄基部を見ると・・・

先の台風の影響でぽっきりと折れています。

ところが繭の本体部だけでなく葉柄部まで糸で覆っているために、地上に落下するのを免れています。


本能的に備わった防衛機能。

その効果を目の当たりにすると、感動します。