こんがらがったスナヅル | 与那国フィールドノート

こんがらがったスナヅル

島の東部、北の海に面するウブドゥマイ浜。

祖納を過ぎて東崎へ行く少し手前から、牧場のなかを下っていく。

砂浜の中央あたり、ハマゴウ群落に囲まれて茶褐色に見える場所があります。

降りて確認。

それは、まるで互いに絡みつくよう、こんがらがったように生えているスナヅルでした。


方言ではミダティカンダ、ミダチ~、ミナチ~。

ミダティとは、頭にできる「つむじ」のこと。カンダとはカズラです。


よく観察すれば、丸くて白い小さな花が咲いていました。


寄生性の植物で、吸収根で他の植物から養分を吸い取って生長しています。

ハマゴウ群落の中に島状に広がっているのをみると、寄主はハマゴウでしょうか。


それにしても、根元はどこにあるのか、まるで分からない。

このように、物事が複雑で収拾がつかなくなっているときなど、島では「まるでミダティカンダのようだ!」といそうです。(与那国島の植物より。)