一週間後のタカツルラン | 与那国フィールドノート

一週間後のタカツルラン

本日午前10時、沖縄地方の梅雨入りが発表されました。

平年値が8日、昨年が16日ですから、ずいぶん遅れています。

で、与那国島は昨夜から時折激しく、雨が降っています。



昨日、日中は薄曇りでしたので、休日の僕は思う存分フィールドに出ることができ、一週間ぶりにタカツルランを再訪してきました。


タカツルランは非常に長い種子ができます。

昨週、すでに何本か結実しているのに気づいていたのですが、花に夢中で撮影するのを忘れていました。

何と絶好のタイミングだったのでしょう。

僅か一週間で花はほとんどなくなり、赤紫色のツルばかりが目立つ姿になっていました。

もし、はじめて花を見るのが昨日であったなら、あの感動は味わえなかったに違いありません。

与那国の森の導きに感謝、感謝。


こうなれば、種子の観察に集中することができるというもの。

これが種子で、太さ5㎜以下、長さ10~20数㎝もあります。

たくさんの数が、ぶらぶらと風に揺れています。

でも、発芽や生長を菌類に依存している無葉緑ランだから、増えるには条件が揃わないと難しいのだろうな。


帰りの道すがら、林床には花茎を伸ばしはじめたツルランが目につきました。

今度は君たちに会いに来るからね。