アカホシカメムシ | 与那国フィールドノート

アカホシカメムシ

おお、1ヶ月ぶりの晴れ間です。

空全体を薄く雲が覆っているけれども、「明るい昼間」は本当に久しぶりです。


センダングサの葉上にアカホシカメムシの幼虫が群がっていました。

一帯の葉上で、終齢に近いくらいに成長した幼虫がたくさん見られました。


背後には寄主植物のサキシマフヨウが数本生えています。


秋が近づくとアカホシカメムシは膨らみ始めたサキシマフヨウの蕾に集まってきて汁を吸います。

花が咲いてもそのままとどまり、今度は果実から汁を吸うようになります。

産卵もし、その頃には成虫に混ざって数多くの幼虫が群がっています。


果実が熟し、はぜて中の種子も散らばってしまった今、餌が十分でなくなって分散を始めているのでしょう。

アカホシカメムシはサキシマフヨウだけに頼っているのではなく、アオイ科の植物の多くを寄主として利用します。ハイビスカス、ムクゲ、リュウキュウトロロアオイ、オクラなどです。


初夏から秋にかけてはオオハマボウの樹上で多数が見られます。