テツオサギソウ | 与那国フィールドノート

テツオサギソウ

 冬のラン、テツオサギソウが咲き始めました。


 暗く湿潤な森に自生し、個体数のとても少ない植物です。

 自然林の開発、園芸用の採集などが減少の理由とされており、沖縄県のレッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA

 類に分類されています。

 花序の下の方から咲き始め、開花までには結構時間がかかります。

 この株は10月下旬に見つけた時にはすでに花序を伸ばしていましたが、今、ようやく開花が始まったのです。


 和名の由来は花の形を、サギの飛ぶ姿に見たてたものです。

 なるほど、よく観察すれば、群れ飛ぶサギが上空から舞い降りてくるような。

 しかし、首を前方に伸ばして飛ぶのはツルであって、サギは首を縮めて飛びます。


 だけど、ツルランは別にあって、夏のラン。