森の中で会う人の跡 | 与那国フィールドノート

森の中で会う人の跡

道なき森の中をさまよっていると、かつて薪取りでなどで人々が何度も往来したであろう小径や、何かの境界なのだろうか、石が整然と列をなして置かれているのに、ふいに出会うことがあります。


写真は細い沢が集まる山の斜面に築かれたダムの石垣です。
周囲は木々に覆われ、やがて所在が分からなくなってしまいそうです。

最近では、自然のことだけでなく、これらのことも、きちんと記録しておかないといけないなと思っています。


お年寄りの話では、昔の森の中は、薪として枯れ枝、倒木などを集めていたので、スイスイと歩けたそうです。

現在では、トウヅルモドキ、サルトリイバラ類などのつる植物や灌木が生い茂り、森の中を歩くのは至難の業です。

森から人々が離れてずいぶん経ってしまったのですね。