サガリバナの現在 | 与那国フィールドノート

サガリバナの現在

夏に花を見に行ったサガリバナポイントの沢へ出かけてきました。


なんと、まだ花は咲き続けているようです。


地上に目をやれば、昨夜開花したと思われる花が落ちており、
樹上に目をやれば、まだこれから咲くであろう蕾が長い花序にいくつもついています。


花序の傍らには、なにやら大きな物体がぶら下がっていました。

長径3~4㎝で卵形。筋張っているので、四角形のようにも見えます。


これは、サガリバナの果実です。


サガリバナは海流によって分布を広げる植物です。

十分に育つと果実も湿地へ落下し、


表皮が腐ると下から、幾重にも折り重なった繊維質が現れます。

繊維に包まれていることで種子は大きな浮力を得ることができ、やがて沢の水に運ばれて海に出てると、新天地を求めて旅立ちます。




ウブドゥマイ浜で見つけたサガリバナの漂着種子。