ヤエヤマイシガメ | 与那国フィールドノート

ヤエヤマイシガメ

非常に強い台風8号。進路が心配されましたが、特に被害もなく、与那国島からは遠ざかりつつあります。

台湾を通って中国大陸へ向かっており、前回の6,7号とほぼ同じコースです。

ホッとしたというか、厳重な警戒をしていた分、少し拍子抜けの感があります。



湿度を取り戻した森の中で見つけたヤエヤマイシガメです。8/15

以前はミナミイシガメの和名で通っていましたが、1996年に八重山の固有亜種に分類されたことから、ヤエヤマイシガメが和名の主流になりつつあります。


与那国島に分布する唯一のカメですが、個体数の多いこと!

夜間に水田や川沿いの道路をよく徘徊しています。交通事故に遭う個体も多く、朝の通勤時には痛ましい姿の彼らを見つけることがあります。


おっと、唯一のカメといいましたが、スッポンがいましたね。

こちらは移入種で、食用として移入、養殖されたものが起源となって、沖縄県内各地で定着しています。


実は、与那国島のヤエヤマイシガメにも、戦前に持ち込まれたものであるという情報があります。

ひょっとすると、天敵や生息場所や餌などで競合するライバルカメがいなかったこそ、ここまで個体数を増やすことができたのかも知れません。