気になってること | 与那国フィールドノート

気になってること

今日の午前中、いつものヨナグニサン観察ポイントへ出かけてきました。

1時間半ほどで見つけたのは♂が3頭、交尾ペア3組でした。

ここ数日の恵みの雨が羽化を促したように感じられます。

でも、やはり雌は第2化の残り繭から羽化した個体です。

この雌は羽化不全で後翅がうまく広がっていません。前翅はきれいに広がっていますが、雄と同サイズ程の小型個体です。


このポイントはアカギの植林地で、いわば作られたヨナグニサンの生息地です。

最近気になっているのは、この場所でのヨナグニサンの密度が異常に高くなっているのではないか、ということです。この森だけで世代を繰り返し、近親交配が進んでいないか気になっているのです。

どうも、小型の個体が多いような気がして仕方がありません。今後は見つけたすべての個体の前翅長の長さを計測し、記録のにとどめておこうと思っています。


さて、第3化の幼虫たちは繭作りを始めるまでもう少し時間がかかりそうです。

気になるのは、10頭見つけた内の5頭に黒い斑点があることです。

寄生性のハチやハエに産卵された跡と考えていますが、ほかの病気かも知れません。

このような幼虫はよく見つかるのですが、まだ詳しい追跡調査をしたことはありません。