シロミスジ | 与那国フィールドノート

シロミスジ


ここ一週間、与那国島は強く吹いていた南風がピタリと止み、海はベッタベタの状態が続いています。

人気の観光スポット「海底遺跡」を見に行くには最高のコンディションです。


写真は南牧場から眺めた海。

空も真っ青に澄み切っていならどんなにきれいであることか。


場所は変わって宇良部岳山頂。

炎天下、何頭ものシロミスジが元気にテリトリーを張っています。

そのうち2頭が食樹のヒラミカンコの葉上に絡み合うようにして着地しました。

どうやら雄が交尾のために雌を追いかけていたようです。

程なく互いにソッポをむいた状態で尾端をくっつけ交尾成立。


調べてみるとシロミスジが日本で最初に発見されたのは1967年の与那国島なのですね。

もともとは台湾以南からの迷蝶ですが、40年たった今でも島で発生を繰り返しているのです。

毎年多くの迷蝶が記録されている与那国島ですが、このようにすっかり定着する種類はごく限られています。


さて、ホッと一息ついていると思いがけなくオナシアゲハが飛来。

島で発生したこともありますが、近年は単発的な記録がほとんどの迷蝶です。

山頂部をウロチョロ飛んでいますが、吸蜜源となる花もなく撮影するのは難しそう。

急いで車に積んである捕虫網を取りに行きましたが、再び山頂へ戻ると姿が見えなくなっていました。残念!