ケサヤバナ | 与那国フィールドノート

ケサヤバナ

ようやくケサヤバナを見つけました。

日本では与那国島だけに見られ、国外では台湾(蘭嶼、緑島)フィリピン、マレーシアに分布します。

固有種や北限種などは写真や記録にとどめておきたいと思っているのですが、ケサヤバナはなかなか見つかりませんでした。

手がかりが少なすぎるのです。

図示された図鑑などはほとんどありませんし、頼りの「与那国島の植物」には花の写真が載っているものの、撮影日の記載がなく

開花時期の見当がつきません。

沖縄県のレッドデータブック(絶滅危惧ⅠA類)には、「自生地の2カ所は観光地であり、公園の草刈りなどで刈り取られる恐れがある。」の記述があり、サンニヌ台や東崎などを重点的に探しましたが見つかりません。


今回見つけたのは北東部の海岸で、ごく狭い範囲で石灰岩の隙間から生えていました。
高さ30~50㎝で、少し盛りを過ぎているようですが、紅紫色の小さな花がたくさん穂状についています。


ようやく自分の目で確かめることができたケサヤバナ。

次の休日には改めて海岸線をじっくり歩いてみようと思います。

日差し対策を万全にして。