サキシマヒラタクワガタ | 与那国フィールドノート

サキシマヒラタクワガタ

小型の個体が多いのですが、アヤミハビル館遊歩道のショウロウクサギではサキシマヒラタクワガタがよく見られるようになりました。

昼夜関係なく活動し、メスが枝に傷をつけ、そこから浸み出す樹液をオスとともに吸っています。


ヒラタクワガタは地域変異の著しい種で、日本産だけでも多くの亜種に分類されています。


近頃は外国産のカブトムシ、クワガタムシの飼育が盛んになって、なんと与那国島でもはフィリピンのパラワン島の亜種でしょうか、びっくりする程巨大なヒラタクワガタ(10㎝くらい)を飼育している子がいます。


見た目はずいぶん違いますが、同じDorucus titanusという種。

野外に放されれば交雑し、与那国固有の遺伝子が失われないとも限りません。

だから絶対逃がしてはダメだよと訴えるも、子供たちは事の重大さが十分に理解できない様子。


与那国島は周囲28kmの小さな島です。

けれども地球上でこの島にしか生息しない動植物が数多く生息しています。

もっと共に島に生きる小さな命に目を向けてもらいたいものです。