アタック!タイタン!(^^)attack titan -180ページ目

今年の二月の話、

入院して間もない頃、病棟の浴場で着替えていると、隣りに加藤賢崇を体育会系にしたような人なつっこい青年が入ってきた。脱ぐと白い引き締まった背中一面に実に綺麗な鯉の滝上りが彫られていた。あまりに見事だったんで『うわぁ、綺麗に入っとんなあ!』と感嘆の声をあげると『あんまり見ないでくださいよぅ。』と照れくさそうに笑った37歳のN君、すぐに仲良くなった。

N君はいわゆる『その筋』の人間、勤めている会社の社長を普段は親分と呼ぶ。(笑)『実話ドキュメントには本当の事が書いてますよ!』が口癖のN君には(笑)和彫りと洋彫りの詳しい技術的な違いと彼が彫った時の猛烈な痛さを迫真の実演を交えて(笑)、その世界で下手を打った時、その内容によってどの指の何間接目までを詰めるかを実に詳しく(笑)、まあ要するに暇に任せてあっほな話ばかりしてたんやけど、俺が音楽好きと知って社長のお伴でいろんな有名人と飲んだ時の話を聞かせてくれた。祇園で飲んだ日本お笑い界トップの話、チックの症状のあるN君がその事を聞くと『必ず治りますよ!』と励ましてくれた事。Vシネマの帝王と嵐山の料亭で飲んだ話、本当に腰が低く早起きの良さを話してくれた事、男性アイドル界のトップグループとマハラジャで飲んだ話、一番年下が実は一番カッコイイ奴って事、大阪でブイブイ言わせてたヤンママ漫才師のやんちゃ話、東映太秦撮影所で全ての出演者、スタッフが必ず最初に挨拶に行くその筋の主の話、事務所に行くと各地の親分に並んで演歌の大御所の写真が飾ってある話。現場の人間に直接聞く話は実にリアルで楽しかった。


世の中には『しくみ』ってものがあって、それは芸能界、音楽界でも当然あって、上に書いたような『大きなしくみ』は、もう個人個人の力ではどうにも変えることなど出来なくて、『なんで俺がNみたいなチンピラと飲まなきゃなんねんだ!?』なんて言ったところで、もうこれはしくみに従うより他ないわけで。いやそれがいいとか悪いとかヤバイとかマズイとかいう話じゃなくってね、そこにいる限りそうしなくちゃいけないわけで。業界長いバンちゃんとか男吉なんかはこういうエピソード一杯入ってくるんじゃないかなあ?そうそうリニューアル『CDジャーナル』、すんごく頑張ってるんで良かったら店頭で観てあげて。男吉がレギュラーでCDレビューやってるし。あなたの松永センセも書いてるよ。(笑)男吉はねえ、我が国でビートルズ的なものに初めて興味を持った人間が一番最初に読むべき文章を意識して書くようなライターなのよ。詳しい奴が観ると何ベタな事書いとんねんと思うだろうけど、とにかくでっかい間口となるような文章を誰でもわかるように書く。それが男吉のROCK!松永良平とは対極にあるライターだな。どっちも凄い!!ブリティッシュビートの今後を考えなきゃ。だから10年前、俺はMAIKOに男吉の書いたビートルズ本を送ったんだ。バンド内でポールのポジションにいた彼女に『これは君の役目だよ。』って。はい始まりました寝て下さ~い!!(笑)10年後の8GUTSキャンペーン中だもんでね。『GUTS』より『ヤングセンス』派のタイタン落合がお送りしておりMUSSU。(笑ろてんのおっさんだけ!)


10年前の8月、札幌の少女達は貴重な中坊の夏休みを返上し、猛暑の中全国のレコード店をキャンペーンに回った。同時にビートルズマニア井上真央主演の『キッズウォー3』のテーマソングに新曲『secret base君がくれたもの』が起用され、夏休みの午後に月金の帯で毎日かかる同曲がいたいけな子供達を洗脳していく。(オイオイ!)ところで井上真央は初めて会う外人には必ず最初にビートルズの話題を振ると言う。そうすると話が弾み、すぐ仲良くなれるんだそうだ。まあマニアと言ってもその程度だ。藤田朋子の比ではない。つうか詳し過ぎるんだよ俺たちがさっ!!詳し過ぎて気持ち悪いよ全く!(笑)

『キッズウォー3』が視聴率を取っていくにつれ、少女達のステージも一段一段上がって行く。そのうち彼女達も否応なしに意識せざるを得なくなって来る。そう、世の中の『しくみ』を、ね。本当に楽しかったのは最初の紅白までだったかも?後はそれぞれが大きな疑問符を頭の上に浮かべ、小学校低学年からイベントステージで培った根性とプライドで、世の中の様々な『しくみ』に絡め取られつつも、プロのバンドとしてのキャリアを全うしたんだと思う。この辺書きたい事はいろいろあるんだが、少なくとも彼女達はあの年齢で、全てのステージとメディアにおいてプロフェッショナルを貫き通した。その点において俺は彼女達に最大級のリスペクトを捧げたい。ほらだんだんつまらなくなってきた。だから寝ていいZONE!これは俺自身の単なる備忘録なんやから。(笑)

だから何回貼っとんねんって!!(笑)いやこれ大変やってんでアナログビデオデッキ2台だけで作ったんやから。出来上がって最初観た時そのノイローゼぶりに我ながら呆れたわ。ひとりカラオケで『青空』歌って号泣してるねーちゃんみたいなもんやな。ちょと違うか?(笑)要するにワシら、ヒムROCKならぬ暇ROCKな人生なんやねそうね大体ね。(苦笑)

そしてダヨ~ンと10年後の8月、きっちり10年老けた札幌のねーちゃん達(酷っ!)はそれまで単なる田舎の音楽事務所勤めのフリーターだったにもかかわらず(だから酷いって!)3人寄った途端各紙の表紙と巻頭インタビュー、第一線の仕事がガンガン入って来て当初8月一杯だった再結成を年末まで延ばすという。(笑)嗚呼、世の中何処まで行っても『しくみ』である。この歳になると中坊ん時には無かった『しくみ』にも対峙せねばならないに違いない。寝屋川のヤクザと温泉旅行的な。(何じゃそりゃなっつかしい!(笑))あっ別に『しくみ』=ヤクザって言ってるわけじゃないからね。たまたまそういう例が出ただけで全てを包括した『しくみ』って意味よ誤解しないでね。


あーもう邪魔くさなってきた大人には厳しいのよ俺。(笑)まあこの子達も『しくみ』に乗って一線に残るか、凡庸なソロで誰にも気づかれず好きな事やるか、選択の時やね。でも言っとくぞ、昔の名前でヲタ親父集めてしょうもないソロステージはお客様に失礼や。あのレベルで本気でソロ演りたいんやったら京都ウーララでねじ梅タッシと対バンからややれるもんならやってみMAIKO。そしたらおっちゃん阿闍梨餅い~っぱい持って応援行くからねっ!ラブラブッ!!(どっちやねん!!?)





何で唐突にSPRRAYやねん!?いやいや、これこそが『アタック!タイタン!』の『しくみ』ですわ。お~こわ!!(また尻切れやっ!(笑))